リンクステーションNASデータ復旧

リンクステーションNASデータ復旧

2017-01-11

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BUFFALO (LS210D0201C) 物理障害からのデータ復旧


[受付内容]

大阪市北区の法人様から「社内で使用している、外付けHDDが認識しなくなり、データが取り出せなく困っている」とのお問い合わせを頂きました。

大阪市内は、無料診断出張サービス範囲なので、お伺いさせて頂き現地での診断を行うことになりました。

[原因、診断内容]

現地到着後、お電話でお伺いした外付けHDDを拝見させて頂きましたが、今回データ復旧依頼を頂きました、HDDはUSBで認識できるタイプではなく、

いわゆるネットワーク型のHDDがトラブルを起こし、トラブルになっておりました。お客様も外付けHDDとネットワーク型HDDの違いを、ご存じなかったのでバックアップを行っておりませんでした。

トラブルになったリンクステーション(Linkstation)とは、社内または家庭のLANに接続を行い、複数でのパソコンで共有利用を行うHDDのことです。「ネットワーク対応HDD」とパッケージ記載されている事が多いです。USBタイプで接続するHDDは、パソコンにUSBを接続し、基本は一台での使用を目的とし、接続を行ったパソコンのバックアップに用いることが多いのですが、接続を行ったパソコンを親機にし、ネットワーク設定を行えば、社内での共有も行えます。逆に言えば、ネットワーク設定を行わないと、複数台での共有は出来ないということになります。また親機になったパソコンが、電源が入っていない状態、起動していない状態では、親機になっているパソコンにアクセスが出来ない為、共有として使っている外付けHDDにはアクセスが出来なくなります。

リンクステーション(ネットワーク対応HDD)は、その物自体が親機の機能を果たすことが出来るものです。その為、複数のパソコンで共同使用する目的の場合に重宝します。

但し、リンクステーション(ネットワーク対応HDD)にはパソコンと同様に、CPU、OS、管理ソフト、LAN接続のインターフェイスなどが搭載されいる為に、パソコン同様、それらの物が不具合を起こすと、「アクセスできない」といったトラブルも起こります。機能的に言えば、外付けHDDではなく、安価なサーバー(特定処理専用パソコン)になります。

今回、現地で上記のご説明を行い、診断させて頂きましたところ、初期診断では内臓のHDDが物理故障を起こしていることが原因になり、トラブルになったことが判明しました。

電源を入れたところ、「カッチ、カッチ」と異音がしておりました。初期診断内容は「内臓HDD物理重度障害」と診断させて頂き、持ち帰りデータ復旧を行うことになりました。

 

[結果]

持ち帰り、お預かりしたHDDの診断の結果、内臓HDDのメディア損傷及びヘッドの破損が確認しました。HDD分解にて破損部品の磁気ヘッド交換を3回行い、約99%以上のイメージ取得成功後、論理領域の分析を経て復旧作業を完了いたしました。

復旧結果としましては、復旧率99%以上と判断できましたので、お客様が必要とされておられたドキュメントファイル、Picturesファイル内の写真データも、正常オープン可能でしたので、データ復旧作業を行い、ご返却させて頂きました。

納品後、お客様は当初データを諦めておられましたが、データ復旧が出来たこに大変喜んでいただけました。

無事、データを納品させて頂き、今回の作業は完了いたしました。

[補足]

リンクステーション(ネットワーク対応HDD)が普及した背景と導入目的

リンクステーション(ネットワーク対応HDD)は2010年頃から、家庭や小規模法人をターゲットにBaffalo社やIOデータ社などが販売を行い、家庭、小規模法人を中心に急激に普及しました。

家庭でもパソコンが「一家に一台」から「一人に一台」になり、同時に各それぞれの写真データや、ホームビデオ、音楽など大容量のデータを保存することが多くなりました。大容量のデータ、これを個別パソコンのハードディスクなどに保存しておくと、重複保存などムダが多く、家族で必要なデータを共有するのも不便です。法人の場合も、全社共通の各種ドキュメント、資料、マスターデータなどを各社員が個別管理しているとムダが多く、業務効率も上がりません。

しかし、家庭でも法人でも各自が必要な時に必要なデータを読み書きできる「共有ファイル」があれば、こうした問題を解決できます。そうしたことから、リンクステーション(ネットワーク対応HDD)は「家庭・小規模法人向けの安価な簡易ファイルサーバー」を目的に人気が一気に高まりました。

リンクステーション(ネットワーク対応HDD)のメリット.デメリット

リンクステーション(ネットワーク対応HDD)には「社内、家庭内のLAN環境下の共有ファイルシステム」を、自動的に認識設定する機能が搭載されています。ルータやハブについているスイッチポートに接続するだけですぐに利用でき、簡単に設定を行えます。

もう一つは、データ共有の設定のしやすさです。

家庭や法人で特定データを共有する場合、誰かのパソコン内に共有フォルダを作り、その共有ドルダを他の人が参照しアクセスする方法があります。但し、この方法ではその親機のパソコンが電源オフになっていると、誰も参照アクセスできません。リンクステーション(ネットワーク対応HDD)の場合には、そうした不便さはありません。

最後にHDD容量の調整です。

ディスク容量の過不足には個人差があります。例えば、鈴木さんは350ギガバイトで十分でも、山田さんは750ギガバイトを必要としており、各自の容量が600ギガバイトだったとすると、鈴木さんは250ギガバイトを持てあまし、山田さんは350ギガバイトの増設を必要としています。ところが、リンクステーション(ネットワーク対応HDD)の場合、この容量過不足を調整できるので、山田さんはHDD増設をせずに済みます。

ただし、リンクステーション(ネットワーク対応HDD)にも「データ転送速度が遅い」という弱点があります。

データ転送速度をLANインターフェースの理論値ベースで比較すると、内臓HDDが最大6Gbps、外付けHDDが5Gbpsであるのに対し、リンクステーション(ネットワーク対応HDD)は1Gbpsかかってしまいます。理論値の転送速度なので、内蔵HDDの6倍もかかる訳ではありませんが、低速感が否めないです。

エラーメッセージは故障のサイン!!

リンクステーション(ネットワーク対応HDD)は購入から3年も経つと、いつ故障してもおかしくない状態になります。リンクステーションは故障するとエラーメッセージを表示します。その際、ついつい行いがちですが「やってはいけない行為」があります。

※HDDの入れ替えや、交換によるリビルド(再構築)を行うこと。

※筐体からHDDを取り出し、パソコンに接続すること。

上記は、故障をこじらせ、データ復旧率を下げる原因になる場合があります。エラーメッセージが出たら、「出来るだけ何もせず」まずはお問い合わせいただければと思います。

フリーダイヤル 0120-470-600 まで、お気軽にお問い合わせください。

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