ブルースクリーンのSTOPコード(エラーコード)で分かる不具合の原因について

パソコンを使用するため、起動した際に突然画面が青い背景になってしまい白い文字でよくわからないメッセージが表示されている…なんて場面に出くわしたことはないでしょうか?

この症状が、一般的に言われる「ブルースクリーン」という症状です。実は、この時に表示されている白い文字のメッセージは『エラーコード』や『STOPコード』『STOPエラー』などと呼ばれるものが記載されています。そして、この意味をしっかりとおさえておけば、パソコンがどのような状態になっているのかもある程度想定できるようになります。
パソコンにブルースクリーンの症状が出てしまうと、一切の操作ができなくなってしまうため、基本的にパソコンを強制終了させ、再度起動させるしかなくなります。再起動した結果、普通に使えるようになれば「安心した…」と思うかもしれませんが、このような症状が頻繁に出る場合、パソコン内部に何らかの不具合が生じている可能性が非常に高く、放置してしまうと二度とパソコンが起動しなくなる…なんて恐ろしい未来が待っているかもしれません。

そこでこの記事では、ブルースクリーンの時に表示される『STOPコード』で分かる不具合の原因をまとめておきたいと思います。

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ブルースクリーン時の基本的な対処について

それではまず、ブルースクリーンに出くわした場合の基本的な対処について簡単にご紹介しましょう。冒頭でご紹介したように、青い背景に白文字のメッセージのみが表示される現象がブルースクリーンです。そして、この白文字の中に『STOPコード』と呼ばれる文字列が表示されていますので、それが重要になります。

実は、このSTOPコードは「パソコンの中でどこが原因なのか?」を把握するためのコードで、自分で修理などの処理ができない場合でも、業者に状況を伝えるために役立ちますので、慌てずにSTOPコードをメモしましょう。

なお、STOPコードに関しては、ブルースクリーンになったパソコンの画面の下側に「STOP:0X00000050」といった感じで表示されますので、10桁の数字をメモに取るようにしてください。

ブルースクリーンからの復旧は?

パソコンにブルースクリーンの症状が出てしまうと、キーボードやマウスによる操作が基本的に受け付けてもらえなくなります。この状態から、普段のようにパソコンを利用できるようにするためには、一度強制終了をかけて再起動させるしかありません。
したがって、パソコン本体の電源ボタンを長押しして、一度電源を落としてください。その後、パソコンの電源を再度入れてみて、普通にOSが立ち上がれば使える状態になります。このような手順で再起動したとしても、再度ブルースクリーンの状態になってしまった場合、メーカーサポートなどに相談すると良いでしょう。なお、パソコン内部のデータ取り出しが目的であれば、データ復旧業者に相談するのがオススメです。

STOPコードで分かる原因について

それでは、STOPコードごとの不具合原因についてご紹介していきましょう。なお、原因がわかったとはいえ、パソコンにそこまで詳しくない方であれば、自分で対処するのはあまりオススメできません。パソコンは、さまざまな部品が複雑に組み合わさって動作する、非常に精密な機器ですので、少しの間違いがあれば状況をより悪化させてしまう危険があります。

パソコンの知識にそこまで自信がない…という方は、以下のどのSTOPコードが表示されているのかをきちんと業者に伝えるようにするということに注意しておきましょう。

0x0000000A

『0x0000000A』は、インストール中にプロセスのIRQLが高すぎる状態です。この状態は、ページング可能なメモリに対してカーネルモードでのアクセスが行われた場合に発生します。一般的に、このSTOPコードは、ドライバが不適切なメモリアドレスを使用している時に発生します。

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0x0000001E

『0x0000001E』は、ソフトウェア・OSやドライバのインストールによる不具合です。この状態は、無効なメモリアドレスの参照やアクセス違反などが原因となり、CPUが発した無効な命令をカーネルが検出した可能性が高いです。

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0x00000024

『0x00000024』が表示された場合、NTFSファイルが破損してしまっている可能性があります。NTFSファイルは、NTFSパーティションの読み取りや書き込みを可能にするドライバファイルの事です。

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0x0000002E

『0x0000002E』は、メモリーの故障や不良・装着の不備が原因です。物理メモリやCPU上のキャッシュメモリ、VRAMなどでハードウェア的な障害の発生が考えられます。このSTOPファイルの場合、メモリを交換することで改善できる場合もあります。

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0x0000003F

『0x0000003F』は、システムがPTE(Page Table Entry)を使い果たしてしまった、またはPTEが断片化している状態の可能性があります。原因としては、ドライバやアプリケーションがメモリの管理を適切に行っていないことです。このSTOPコードは、レジストリを修正し、再起動することで復旧する場合があります。

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0x00000050

『0x00000050』は、メモリーの故障や不良・装着の不備または、ウィルス感染によりWindowsのシステムやレジストリに影響が出ている場合に表示されます。このSTOPコードの場合は、メモリのダンプファイルを削除することで改善することがあります。なお、メモリの物理的な破損の可能性もあります。

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0x00000077

『0x00000077』は、ドライバが不適切なメモリアドレスを使用している場合に発生します。要求されたカーネルデータのページをページングファイルから読み込むことができない…などという状態です。

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0x00000079

『0x00000079』は、パソコンを規定するHAL(Harware Abstruction Layer)とカーネルの情報が一致していないという状態です。

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0x0000007A

『0x0000007A』は、ハードディスクの故障やウイルス感染などによりWindowsのシステムやレジストリに影響が出ている可能性があります。ハードディスク内のデータの重要度によっては、データ復旧業者に相談するのがオススメです。

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0x0000007B

『0x0000007B』は、複数の原因が考えられ、ソフトウェア・OSやドライバーのインストールによる不具合などです。特に、デバイスドライバの問題が原因となることが多いです。起動時に必要とされるデバイスドライバが破損、もしくは正常な機能をしていないなどという原因が考えられます。

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0x0000007F

『0x0000007F』は、CPUが無効な命令を実行しようした時など、ありえない処理が発生した際に表示される場合があります。ドライバの不具合やメモリの物理的な破損の可能性が考えられます。例えば、パソコン内の埃によって、マザーボードや基盤が故障してしまうなどです。

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0x0000009F

『0x0000009F』は、システムが無効な電力モードで動作していることが原因です。このSTOPコードは、スタンバイモードや休止状態への移行時に発生することが多いです。

0x000000BE

『0x000000BE』は、「ドライバが読み込み専用のROMにデータを書き込もうとした」や「ドライバに不具合がある」、「メモリが物理的に破損しているために、あり得ない領域に書き込むようにプログラムが書き換わってしまった」などが原因です。ウインドウズがセーフモードで起動できるか確認してみましょう。

0x000000C2

『0x000000C2』は、ドライバに不具合がある可能性が高いです。リカバリーを行うことによって復旧する場合があります。

0x000000CE

『0x000000CE』は、ドライバの不具合が原因で、ドライバが終了する前に、保留されていた操作の取り消しに失敗した…などの状態です。不具合のあるドライバを切り分けしなければいけません。

まとめ

今回は、パソコンの操作時に非常に困ってしまう『ブルースクリーン』の原因についてご紹介してきました。ブルースクリーンになってしまうと、基本的にどのような操作もできなくなってしまうため、パソコンに詳しくない方であれば、適切な対処法が分からず、間違った操作で状況を悪化させてしまう…などといった場合が多いです。

この記事でご紹介したように、ブルースクリーンで表示される白文字のメッセージの中には『STOPコード(エラーコード)』と呼ばれる文字列も表示されており、それにより何が原因で不具合が生じているのかを知らせてくれています。もちろん、原因がわかったからとはいえ、自分で対処することなどできない…という方の方が多いと思いますし、まずはこのSTOPコードをメモに取り、修理を依頼する業者さんに伝えられるようにしましょう。そうすることで、適切な処置を素早くできるようになります。

※この記事は、今後追記の可能性があります。また、STOPコードごとの対処法に関しては、改めてご紹介します。

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サポート 馬渕

パソコン修理、データ復旧を10年以上させていただいております。
3000件以上の訪問実績があり、様々な法人様のオフィス環境改善に努めてまいりました。お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください!

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