パソコン修理

パソコンが突然フリーズ…強制終了の方法と注意点について

今回は、パソコンが突然フリーズしてしまった時の対処についてご紹介していきます。

「パソコンのフリーズ」とは、何かの作業をしている時に、突然パソコンが何の操作も受け付けなくなり、同じ面のまま固まってしまうことを指しています。こういった症状は、特に珍しい事ではないので、皆さんも一度は経験したことがあると思います。

それでは、何らかの作業中にパソコンがフリーズしてしまった場合、皆さんならどういった対処をとるのでしょうか?ほとんどの方は「強制終了するしかない」と考えますよね。しかし、パソコンの強制終了というのは、想像している以上に機器の負担になってしまい、時にはフリーズどころの問題ではなくなってしまうのです。

この記事では、パソコンがフリーズしてしまった時の対処や注意点をご紹介します。

パソコンを強制終了させる方法

それでは、パソコンを強制終了させる手法をご紹介しておきます。「電源を押せば良い」と考えているかもしれませんが、キーボードなどが反応するのであれば、ショートカットキーを利用して落とす方が安心です。

なお、冒頭でご紹介したように、強制終了はパソコンに大きな負担をかけてしまいますので、しばらく時間を置いて操作を受け付けるようにならないかまずは待ってみましょう。

ショートカットキーによる強制終了

パソコンの画面はフリーズして動かないものの、キーボードの操作は受け付けているという場合は、以下のショートカットキーを利用しましょう。

  • ●「Alt」+「F4」キー
  • ●「Ctrl」+「Alt」+「Delete」キー

「Alt」+「F4」キーのショートカットを押せば、「Windowsのシャットダウン」画面が表示されますので、プルダウンメニューの「シャットダウン」を選択することで強制終了が可能です。
「Ctrl」+「Alt」+「Delete」キーの場合、右下に電源ボタンが表示されますので、そこからシャットダウンすることができます。

なお、キーボードの操作が可能な場合でも、マウスの操作は受け付けないことも多いので、その時はキーボードの「tab」や「enter」キーを使って操作しましょう。

ショートカットキー以外の強制終了

キーボードの操作すら受け付けない場合は、以下の方法で強制終了をかけてください。

  • ●パソコンの電源ボタンを長押し
  • ●パソコンの電源コード、もしくはACアダプタを抜く
  • ●内蔵バッテリーを外す(ノートパソコンの場合)

電源ボタンの長押しが最も主流の強制終了です。

強制終了する際の注意点

パソコンがフリーズしてしまった場合、強制終了するしかない…なんてケースも多いのですが、強制終了はそれなりのリスクがあると考えてください。上述したように、手順に沿ったシャットダウンとは異なる方法でパソコンの電源を落とすという行為は、機器自体に大きな負担を与えます。

したがって、強制終了をかけた後は、以下のような症状が出る場合があります。

データが消失してしまうリスク

一つ目のリスクとしては、強制終了する時点で保存していないデータなどが失われてしまうというリスクです。これについては、「保存出来ていないのだし致し方ない…」と考える方が多いです。しかし実は、強制終了は、きちんと保存していたデータさえも消えてしまうリスクがあります。

強制終了をかけると、内蔵HDDのデータの読み書き動作を強制的に停止させてしまうことになります。そして、その行為がデータの破損に繋がってしまう訳です。強制終了する際には、HDDのアクセスランプの状態を確認しましょう。ランプが点灯・点滅している時には、読み書き中の可能性があるので、ランプが消えてから強制終了をしましょう。

次回、正常に起動できない可能性がある

上述しているように、パソコンの強制終了は、機器自体に大きな負担を与えますので、次回、正常に起動できなくなってしまうことがあります。これは、強制終了をかけたことによって、HDDが物理的に故障したり、システムファイルが破損してしまうからです。

パソコンの調子が悪い時には、連続して強制終了をかけてしまう方がいますが、その行為は余計に機器の故障を悪化させてしまう恐れがあると考えてください。

そもそもパソコンがフリーズする原因とは?

パソコンを強制終了させるという選択肢をとるのは、パソコンがフリーズしてしまう…という症状が生じてしまうからです。それではそもそもパソコンがフリーズしてしまう原因というのは何なのでしょうか?

強制終了は、パソコンの大きな負担になってしまいますので、可能な限り取りたくない選択肢と言えます。そのためには、フリーズをさせないということも大切ですので、ここでは代表的なフリーズの原因をご紹介します。

スペック不足

まず最も多い原因としては、メモリやハードディスクなどのスペック不足です。パソコンは、内蔵ストレージの空き容量が不足してしまうと、フリーズしやすくなるので、適切な容量を常に保つように注意しましょう。
また、メモリが不足してしまうと、特定のアプリケーションを立ち上げた際に必ず固まってしまう…という症状が起きます。この場合、メモリの増設などを検討したほうが良いです。

ウイルスに感染している

ウイルスやマルウェアに感染すると、動作速度の低下や、頻繁にフリーズする…と言った問題を引き起こします。そのため、強制終了をかけなければならない場面も多くなります。
ウイルスの感染は、それ自体かなり問題があるのですが、これにより強制終了の回数が増えると、パソコンの寿命も縮んでしまう結果になります。つまり、ウイルスはパソコンにとって害しか及ぼさないものですので、定期的に感染していないかチェックしておきましょう。

パソコンの経年劣化

長年使用したパソコンであれば、パソコン内部のパーツが経年劣化により故障してしまい、フリーズが引き起こされるということもあります。特に、メモリや内蔵ストレージの故障は、データの読み書き速度などに影響しますので、フリーズにも関係してきます。

パソコンは、パーツごとに耐用年数が変わってくるのですが、HDDで3~4年、SSDで5年程度と言われており、これに近づくとフリーズが多くなる可能性があります。「最近フリーズすることが増えた…」という場合、買い替えを検討したほうが良いかもしれませんね。

まとめ

今回は、パソコンのフリーズと強制終了に関して簡単にご紹介してきました。パソコンを使用している際に、突然フリーズしてしまう…という経験は誰にでもあり、ほとんど方が何も考えずに強制終了をかけてしまっていると思います。

しかし、強制終了というのは、正規の手順によるシャットダウンではありませんし、パソコンにとっては非常に大きな負担になる行為だと考えておきましょう。また、頻繁にパソコンがフリーズする…なんて時には、機器自体に何らかの問題が生じているのか、「そろそろ故障する」という前兆ですので、大切なデータがあれば、きちんとバックアップを取るようにしましょう。

サポート 馬渕

パソコン修理、データ復旧を10年以上させていただいております。
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