パソコン修理

ファンは回っているのにパソコンが起動しない?これって何が原因なの?

今回は、よく見かけるパソコントラブルの原因をご紹介したいと思います。

記事タイトルにもあるように、パソコンの電源ボタンを押してしばらく待ってみても「正常に起動しない…」なんて状況は誰もが経験しているのではないでしょうか?特に、ファンが回っていることから、電源自体は入っていると判断できるけど、「何が原因で正常に起動しないのだろう?」と困ったという経験はありませんか?

この記事では、パソコントラブルの中でも、よく出くわす「パソコンが起動しない…」となってしまった時の原因と簡単な対処をご紹介します。

「ファンは回るのに起動しない…」の原因とは?

それでは、「ファンは回るのに起動しない…」という現象が生じた場合の原因についてみていきましょう。この状況は、パソコンに何らかの異変が生じている場合も考えられますが、意外な凡ミスが原因ということも多いので、その辺りは注意しましょう。

①ディスプレイの電源を落としている…

デスクトップパソコンの場合に考えられる原因で、ディスプレイとパソコンケースが分かれていることから、ディスプレイの電源が落ちていることに気付かず「故障か?」と焦ってしまっているパターンです。
最近では、少し触れただけでディスプレイの電源が落ちてしまうようなタイプが登場しており、気付かずに電源を切ってしまっていた…なんてことも珍しくありません。他にも、足元にあるコンセントが抜けてしまっているなんて場合も考えられます。

②ケーブルの不具合

これも凡ミスで多い原因です。パソコンとディスプレイは専用のケーブルで接続するのですが、そのケーブルが抜けかかっているなどと言った理由で、接触不良を起こしている場合があります。HDMIケーブルなどをネジ止めまでしていないという場合、いつの間にか抜けかけている…なんて場合が多いです。正常に接続されている…という場合は、ケーブルの断線などを調べてみましょう。

③熱暴走が原因

パソコンのさまざまなトラブルを起こすと言われているのが『熱暴走』です。これは、内部の温度が異常に上昇してしまい、制御不能になってしまう状況を言います。
パソコン内部の埃の掃除などを怠っていると、熱暴走を引き起こしやすくなってしまうので注意です。

④パソコンの帯電

帯電は、内部に不要な静電気が溜まってしまうことを言います。パソコンは、電源を落としていれば、電気が供給されないと考えるものですが、コンセントがつながっていれば、内部のコンデンサー周辺に電気が溜まっていってしまうのです。
そして、静電気がパソコン内部に溜まり過ぎてしまうと、正常な電気の流れが阻害されてしまい、ディスプレイが映らない…、起動しない…などのトラブルを引き起こします。

⑤CPUの不具合

この辺りからは、本格的なパソコンの故障と言えるような原因です。CPUの動作不良などがあれば、ファンは回るのに、正常に起動しない…なんて現象が発生する場合があります。
なお、CPUの異常は、きちんと動作チェックしなければ原因は判断することができません。この問題が疑われる場合、CPUの取り外しが必要ですので、パソコンにあまり詳しくない人であれば、専門業者に相談しましょう。

⑥電源ユニットの故障

電源ユニットは、パソコンの各部品に電力を供給するものです。そして、この部品に何らかの不具合が生じた場合、パソコンが正常に起動しなくなる…と言った問題が生じてしまうことがあるのです。
「電源ユニットの故障」と聞くと、パソコン全体への電力供給が止まってしまう…と考える方が多いですが、実は全体の電力供給が止まらない場合もあるのです。つまり、ファンへの電源供給のみが生きているという場合、パソコンは起動しないけどファンは回る…と言った症状が出るわけです。

⑦マザーボードの不具合

パソコンパーツのほとんどは、マザーボードに接続され、コントロールされています。つまり、マザーボードに、なんらかの不具合が生じた場合、さまざまなトラブルとして表面化してしまう…ということがあるのです。

⑧HDDの故障

HDDに何らかの不具合が生じてしまうと、ファンだけ回るという現象が出てしまうことが多いです。パソコンの電源を入れた場合、ファンはすぐに回るのですが、パソコンとして起動するにはOSの読み込みが必要です。つまり、HDDにアクセスしたものの、OSの読み込みができない…などというトラブルが生じてしまうと、ファンだけ回ると言った現象になるのです。
何度も再起動が繰り返されるといった状況なら、HDDの問題の可能性が高いです。

「ファンは回るのに起動しない…」時の対処

それでは、「ファンは回るのに起動しない…」という症状が出た場合の対処についても簡単にご紹介していきましょう。上述したように、この現象はさまざまな原因が考えられますので、段階を追って対処をしていく必要があります。部品の故障が原因と分かれば、専門業者に相談するしかないでしょう。

①ケーブル周辺の確認

まずは、ケーブルや電源周辺を確認しましょう。ディスプレイのコンセントが抜けていないか、本体とつなぐケーブルに接触不良が起きていないかを確認してください。
確認した結果、抜けや接触不良が無い場合は、他のケーブルに交換してみましょう。これで問題が改善できればケーブルの断線などが原因です。問題が解消できない場合は、他の原因が考えられます。

②周辺機器を取り外して電源を入れてみる

パソコンには、ルーターや外付けハードディスク、マウスやキーボードなど、さまざまな周辺機器が接続されています。そして、これらの周辺機器がトラブルの原因となってしまう場合があるのです。実際に、USBメモリやSDカード、CDやDVDを光学ドライブにセットしている状況だと、パソコンの電源が入らない…なんてことはよくあります。

したがって、周辺機器の接続をすべて取り外してから起動を試してみてください。

③放電する

帯電が問題の場合は、放電すれば正常に起動するようになるかもしれません。放電の方法は、機種によって異なりますので、取扱説明書や使用機器のメーカー公式サイトなどで確認してみてください。

一般的には、全ての周辺機器や電源ケーブルを取り外し、5分程度放置しておくといった対策で放電できるとされています。

④専門業者に相談する

ここまでの対処を試してみても、症状が改善できない…という場合、パソコン内部の問題と考えられます。部分的なパーツの不具合などが原因であれば、部品を抜き差しして原因を調査するなどの対処を行うのですが、素人の方がパソコン内部をいじくると、余計なトラブルを引き起こしてしまう可能性が高いです。

したがって、パソコン内部の問題と考えられる場合には、弊社のような専門業者に相談するようにしましょう。

サポート 馬渕

パソコン修理、データ復旧を10年以上させていただいております。
3000件以上の訪問実績があり、様々な法人様のオフィス環境改善に努めてまいりました。お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください!