パソコン修理

パソコントラブル時に、メーカー修理ではなく近くの修理業者に依頼したほうが良いケースとは?

今回は、パソコンに何らかのトラブルが生じてしまい、修理が必要になった時の依頼先についてご紹介します。一般的に、パソコンの修理に関しては、メーカーに依頼するのが安心と言うイメージを持っている方が多いです。と言うのも、パソコンは非常に精密な機械と言うこともあり、購入時にそれなりに長期間のメーカー保証をつけている方が多く、保証期間内であれば、メーカーに修理を依頼しようと考えるからだと思います。

しかし実は、パソコンの修理に関しては、メーカーに依頼するよりも、街中に存在するパソコン修理業者に依頼したほうが、修理にかかるコストをかなり削減することができると言われているのです。そこでこの記事では、パソコンに何らかのトラブルが生じた時、近くのパソコン修理業者に依頼したほうが良いケースをご紹介していきます。

パソコン修理業者に相談すべきケース

それでは、パソコンに何らかのトラブルが生じた時、メーカー修理ではなく街中の修理業者に依頼したほうが良いと考えられるケースをご紹介していきましょう。

①保証期間切れで、有償修理の見積りが想像以上に高い時

メーカーによる保証期間が切れているパソコンの場合、基本的にパソコン修理業者に相談するのがオススメです。もちろん、保証期間が過ぎていても、有償であればメーカーに直接修理してもらうことは可能です。しかし、メーカーの有償修理は皆さんが思っているよりも高額な価格設定になっていて、街中にあるパソコン修理業者に相談したほうが安くつくケースがほとんどなのです。

また、メーカーによる修理は、指定場所に郵送⇒メーカーで修理⇒あなたの手元に送り返すという流れになりますので、パソコンが使えるようになるまで2週間から1カ月程度もかかってしまいます。街中の修理業者であれば、自分で持ち込むことが可能ですので、手元に返ってくるのも早いです。

②メーカーに修理を断られた時

この理由を見て驚いた方もいるかもしれませんが、意外に珍しくないケースです。これは、メーカーが通常は保管しているパーツについて、保管期限が切れたことから、修理のためのパーツが無く「修理対象外です」と言われるケースです。要は、難しい修理だというわけではなく、単に古いパソコン過ぎて、パーツが用意できない状態です。

パソコンは、次々に新しいモデルが登場していますので、メーカーなどでも修理のために全ての機種のパーツを永遠に保管しておくことなどできません。一般的には、マザーボードなどを含むパーツの保管期限は、3年から長くて5年と言われています。そのため、「保証が切れていてもメーカーの方が安心だし」と修理を依頼しても「パーツを保存していないので修理できません…」となるわけです。

こういった場合は、メーカーから新しいパソコンへの買い替えを提案されると思います。したがって、どうしてもそのパソコンに愛着があり、もうしばらく使用したいというのであれば、近くのパソコン修理業者などに相談するしかないでしょう。修理業者であれば、横のつながりでパーツを仕入れてくれると思います。

③パソコン内のデータを保護したい場合

保証期間内・有償修理に関わらず、メーカー修理に出した場合はパソコン内に保存しているデータは、失われてしまう可能性が高いと考えましょう。実際に、メーカーに修理を依頼する際には「修理に出す場合、今まで保存したデータは消えますが良いですか?」と言った質問を受けたり、HDD初期化の承諾を要請されたりするケースが多いです。

これに関しては、「なぜパソコンの動作を取り戻すだけなのに、データが消えるの?」と疑問に感じてしまう方が多いですよね。実は、以下のような理由があることから、データが失われる可能性が高いのです。

■メーカー修理では、顧客のデータに触れない
パソコンに保存されるデータは、HDDやSSDなどの記憶媒体の中にあります。そして、メーカー修理と言うものは、お客様のデータには触れないことを前提に行います。したがって、HDDやSSDなどの記憶媒体の故障と言うケースでは、故障原因の機器の修理に挑戦することもなく、新しいものと交換することで動作を取り戻すという対処になるのです。そのため、今まで保存していたデータごと、前のHDDがなくなるのです。
パソコンメーカーなどの大手企業は、個人情報保護の観点から、お客様のデータには極力触らないようにする傾向がありますので、修理に出す前にデータを移しておかなければ、まるごとデータがなくなってしまう可能性があります。

■故障原因が分からない場合、リカバリで対処する
メーカー修理に出した時、ハードウェア(パソコン本体の中にあるパーツ)に異常が無いケースでは、ソフトウェア(パソコンの中に入っているOSを含むソフト)が原因となっていると考えられます。しかし、ソフトウェアがトラブルを引き起こしている場合、数多くのソフトが存在することから、その原因を突き止めることが非常に難しいわけです。メーカー修理の場合、コスト的な問題もありますので、細部までソフトウェアの原因究明などを行うことはありません。そして、パソコンの動作を取り戻すために工場出荷時の状態に戻すリカバリで対処するわけです。

リカバリを行うと、それまで保存していたデータはすべて消えて、新品の状態(中身だけです)にまで戻るので、バックアップを取っていない限りデータはすべて失われます。なお、故障原因がはっきりしている場合は、さすがにリカバリという選択はしません。

上記以外にも、人の手で修理作業を行うわけですので、作業中に意図せずデータが失われてしまう…と言うことも考えられます。パソコン修理業者の中でも、データ復旧まで行っている業者の場合、まず「パソコンの動作が重要なのか、データが重要なのか?」を確認したうえで作業を開始します。データが重要と言う場合、まずは他の記憶媒体にデータを移す作業からスタートし、その後、可能であればパソコンの動作を取り戻す修理作業に入る形になります。
上述したように、メーカー修理の場合、個人情報の観点から、お客様のデータには触れないというスタンスですので、バックアップはお客様がとっていない限りなくなってしまう可能性があります。

④作業内容を見ていたい

パソコン内には、さまざまな個人情報が保存されています。例えば、思い出の画像や動画などのデータもあるでしょうし、カードや口座の情報なども、パソコン技術に詳しい人であれば、「簡単に抜き出すことができるのではないか…」と、郵送修理に不安を感じてしまう方は意外に多いです。実際に、過去には、パソコン修理で情報を抜かれてしまい、被害にあった…なんて事件も存在しますし、「修理してほしいけれど、自分が見ている場所で行ってほしい」と考える人は多いのです。

こういった要望がある場合、『出張修理』サービスを用意している業者に依頼しなければいけません。メーカーによっては、出張修理にも対応しているケースがあるのですが、ほとんどの場合、指定の場所に郵送して、修理後に送り返してもらうという対応になります。そのため、「目の前で修理してほしい」と言う場合は、ネット検索などで出張可能な業者を探す方が良いでしょう。

⑤できるだけ早く修理してほしい場合

最後は、仕事の関係などで、可能な限り早くパソコンの修理を完了させたいというケースです。この場合、メーカー修理ではなく、近くにあるパソコン修理業者に持ち込み、修理を依頼するのが良いでしょう。

上述したように、メーカーに修理を依頼する場合、電話などで問い合わせを行い、修理したい機器を指定の場所に送らなければいけません。そして、メーカー側で修理が完了すれば、あなたの手元に送り返してくるという流れになるのです。この一連の修理の流れについては、一般的に一カ月程度の期間がかかると言われています。パソコンが手元にない場合、代替え機種などを貸してくれるわけではないので、メーカー修理の場合、意外に困ってしまう人が多いです。

まとめ

今回は、パソコンの修理が必要になった場合でも、メーカーに修理を依頼するのではなく、近くのパソコン修理業者に相談したほうが良いケースをご紹介してきました。

なお、保証期間中のパソコンの場合、基本的にはメーカーに修理を依頼するのがオススメです。もちろん、水をこぼしてしまった…など、ユーザーが原因となる故障の場合、保証期間内でも有償修理になりますので、そういったケースは別です。

サポート 馬渕

パソコン修理、データ復旧を10年以上させていただいております。
3000件以上の訪問実績があり、様々な法人様のオフィス環境改善に努めてまいりました。お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください!