パソコン修理

パソコンの故障前兆について!よくある症例の危険度をご紹介します!

今回は、皆さんがおさえておきたいパソコンの故障前兆と、それぞれの症状がどの程度危険なのかをご紹介しておきたいと思います。

実は、弊社がサポートしているお客様から「突然パソコンが壊れると、仕事が止まってしまうので困る…。買い替えを判断する目安ってない?」と言った質問を受ける機会が多く、意外にパソコンなどの事務機器に関する買い替え時期に迷っている企業様は多いのだと実感します。現在では、どのような業務でもパソコンを使用することになりますし、作業中にパソコンが故障してしまうと、その日の仕事が完全にストップしてしまう恐れがあります。さらに、仕事に使用する重要データなどが取り出せなくなると、数日にわたって業務が止まってしまう危険もあるなど、「パソコンは完全に故障する前に買い替えるべきだ!」という認識を持っている方は多いのです。

しかし、壊れる前に買い替えが必要と言われても、「そろそろ壊れそうだな…」と言った前兆のような症状がわからず、結果的に完全に故障するまで買い替えることができていない企業が多いみたいなのです。そこでこの記事では、パソコンに生じる代表的な故障前兆とその症状がどの程度危険なのかをご紹介していきます。

パソコンの故障前兆とその危険度について

それでは、パソコンの代表的な故障前兆とその症状が出た時の危険度について解説していきます。なお、ここで紹介する危険度については、あくまでも弊社の経験則ですので、確実な目安とは考えないでください。ただ、ある程度の危険度を押さえておけば、完全にパソコンが故障してしまう前に買い替えを実施し、業務に支障が出てしまう…と言った問題を防ぐことができると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

①起動に時間がかかるようになった【危険度:20%】

まずは、パソコンの電源を入れて、起動するまでの時間です。毎日同じパソコンを使っているわけですので、使用者が体感できる故障前兆と言えるでしょう。

近年では、記憶媒体としてHDDではなくSSDが内蔵されているモデルが多くなっています。SSD搭載モデルの場合、HDDよりも起動が圧倒的に早いというメリットが得られます。そして、このポイントに関しては、HDD、SSDともに、新品の時よりもパソコンが立ち上がるのに時間がかかるようになったな…と言う症状です。人間が体感できるほど起動が遅くなっている場合、パソコン故障の初期症状が疑われます。なお、データ容量ギリギリになってきたり、デフラグなどを行っていないことで起動に時間がかかるようになっているだけの場合もあるので、危険度としてはそこまで高くありません。

②シャットダウンに時間がかかる【危険度:20~30%】

①とは逆に、パソコンのシャットダウンに時間がかかるという症状です。なお、この症状に関しては「起動に時間がかかる」とセットで起きてしまうケースが多いです。

パソコンの電源を切る時には、最後までシャットダウンを確認するような方はあまりいないと思いますが、パソコン故障の初期症状として、使用者が最も確認しやすいのがこの症状ですので、シャットダウンされるまで見ておくのがオススメです。そして、明らかにシャットダウンに時間がかかるようになってきた…と感じた場合、重要データはきちんとバックアップを取りましょう。

③排熱ファンの音が大きくなる【危険度:40%】

これはいわゆるパソコンの異音問題ですね。パソコンから聞こえる異音はさまざまなモノがあり、そもそも冷却のためのファンが常に回っていますので、音が生じるのは正常に動作している証拠です。無音になってしまうと、逆に何らかの部品が壊れている証拠です。
ただ、排熱ファン部分から聞こえる音について、普段よりも大きな音のように感じ始めたら注意が必要です。多くの場合、排熱ファンからの異音は、お手入れ不足によってホコリなどが溜まってしまっているのが原因です。したがって、ファンの周りを掃除してみて音が小さくなるか確認してみましょう。ただ、ノートパソコンの場合は、掃除ができないので、熱を持たないようにパソコンクーラーなどを使用するのがオススメです。
この部分の症状は、少し危険かな…と言う感じで考えておきましょう。

④パソコンが異常に熱を持つ【危険度:50~60%】

この辺りからは、本格的な故障前兆と考えておいた方が良いです。パソコンは、熱に非常に弱い機器で、真夏にエアコンなどをつけていない部屋で使用しているだけで、正常に動作できなくなってしまったりすると考えてください。
そして、パソコンを稼働させていれば、パソコンそのものが熱を発してしまいます。なお、パソコンから生じる熱は、上述した排熱ファンなどが冷やすことで、問題なく動作できるような仕組みになっています。それなのに、パソコンを長時間使用していると「異常な熱を持っているな…」なんて状態になることがあり、これはパソコンが故障する前兆と考えてください。基本的に排熱処理が上手くできていないことが原因となっていますので、内部の清掃やファンの故障などを確認しましょう。
パソコンが異常な熱を持つという症状は、意外に危険度が高く50~60%程度はあります。そして、対処が遅れてしまうと、熱によってCPUやHDDなどの重要部品の問題に発展してしまいます。

⑤パソコン動作が重くなる【危険度:60%】

ここからは、既にパソコンに問題が生じていて、そのまま使用を続けていると、生産性が低下してしまう…ような問題です。パソコンは、皆さんが考えている以上に精密な機械で、長く使用していれば様々な部分に不具合が生じてしまうものです。
そして、使用しているパソコンが、購入当初と比較して、動作が重くなる…と言う症状を経験したことがある人は多いと思います。この症状についても、最初はキーボードなどの反応が悪くなり、つぎにHDDの読み込みが遅くなってきたというような症状が出ます。そして、これを放置してそのまま使い続けると、全ての動作が重たくなってしまい、作業にストレスを感じてしまうようになるのです。

この症状は、経年劣化によって引き起こされると考えても良く、「パソコンを使用していてイライラする」と言うような状況ですので、本来はこの時点で買い替えなければいけないと考えましょう。業務に使うパソコンで従業員がストレスに感じるようでは、生産性が低下して損しかありません。

⑥頻繁にフリーズする【危険度:70%】

⑤の症状を無視して使い続けていれば、症状がより進行してしまい、頻繁にパソコンがフリーズしてしまう…と言う症状に発展します。このような状況のパソコンは、寿命と考えても構わないでしょう。

ただ注意が必要なのは、フリーズの原因はきちんと見極めなければならないということです。故障前兆と考えられるフリーズに関しては「いつもと同じ作業を行っているだけなのに…」と言うケースです。これが、新たにインストールしたアプリケーションを立ち上げようとしたら必ずフリーズする…と言うような場合、アプリ側の問題や単なる性能不足の可能性があります。
このポイントをきちんと見極め、いつも通りなのにフリーズが頻繁に起こる…と言う場合は買い替えがオススメです。

⑦聞いたことが無い異音がする【危険度:80~90%】

HDDなどから「カラカラ」「ギーギー」などと言った、何かが接触しているような音が聞こえる場合、非常に危険な兆候です。これは、記憶媒体であるHDDの物理障害の可能性があり、そのまま使い続けるとディスクにキズが付き、データがすべて失われてしまう可能性があります。
HDDの物理障害が疑われる場合、そこからデータのバックアップなどを行おうとすると、その行為がとどめになってしまう危険があります。したがって、我々のようなデータ復旧業者にすぐに相談するのがオススメです。なお、保存データなどはきちんとバックアップを取っているという場合、記憶媒体の交換でパソコンそのものは継続利用できる場合もあります。

⑧パソコンの電源が頻繁に落ちる【危険度:70~90%】

最後は、普通にパソコンを使っていると、突然電源が落ちてしまう…と言う症状です。これは、CPUなどの熱暴走が原因と考えられ、非常に危険な兆候です。長年使用しているパソコンの場合、寿命と考えて買い替えをオススメします。

ただ、電源が落ちる…と言う症状について、冷却ファンが故障しているだけと言う場合もありますので、この場合は部品交換でそのまま使える可能性があります。電源が頻繁に落ちるパソコンについて、ファンがきちんと回転しているかどうか確認し、回転していないようなら修理業者に相談してみましょう。

まとめ

今回は、パソコンに生じるさまざま故障症状について、それぞれの現象の危険度をご紹介してきました。パソコンは決して安価な製品ではありませんし、企業であれば一度に複数のパソコンを買い替えるケースが多いため、可能な限り長く使用したいと考えてしまう物でしょう。しかし、パソコン内では、業務で使用する重要なデータがたくさん保存されていますので、突然、パソコンが故障してデータにアクセスできなくなれば、かなり大きな損害が生じてしまうことでしょう。

こういったことから、パソコンを使用する際には、「完全に故障する前に買い替えを行う」と言うサイクルを作り、重要なデータをきちんと引き継げるような体制を作っておくのがオススメです。

サポート 馬渕

パソコン修理、データ復旧を10年以上させていただいております。
3000件以上の訪問実績があり、様々な法人様のオフィス環境改善に努めてまいりました。お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください!