使用中のパソコンが熱を持つ理由とその対処法について

パソコンなどの電子機器は、長時間使用していると。ある程度の熱をどうしても持ってしまいます。もちろん、パソコンパーツの多くは、熱に弱いものが多いことから、故障を引き起こすまでの高温状態になる前に、パソコンの電源が落ちるなどの安全装置が搭載されています。

しかし、見た目上は、大した動きなどを見せることが無いパソコンが、何らかの作業によって熱を持ってしまう事実について不思議に思ってしまう方も多いのではないでしょうか?パソコンで何らかの文書を作成するにしても、高温になるような理由などあまり考えられませんし、熱を持つだけで「故障しているのかな?」と不安になってしまうようなケースもあるでしょう。

そこでこの記事では、パソコンを使用している時に、本体が熱を持ってしまう理由や、異常な熱を感じた時の対処について解説していきます。

パソコンが熱くなる原因

それではまず、使用中のパソコンが熱くなってしまう要因からご紹介していきましょう。なお、パソコンなどの機器は、使用中に熱を帯びること自体はおかしなことではありません。パソコンの適正温度は30~40度と言われており、この範囲の熱は必ず持つと考えておきましょう。

ただ、パソコンが熱を持ってしまう要因をきちんと押さえておかなければ、異常熱なのか許容範囲なのかが判断つかなくなるので、ここではパソコンが熱を持ってしまう要因をご紹介しておきます。

電子の摩擦熱

パソコンやスマートフォンなどの電子機器は、電力を使って動くことから、熱を帯びてしまいます。実は、パソコンが熱を持つ大きな要因は、摩擦熱と呼ばれる熱が関係しているのです。

パソコンを始めとする電子機器は、その名称から分かるように多数の電子によって構成されています。そして、パソコンを使って何らかの作業を行う時には、無数の電子同士がぶつかり合って擦れてしまうことから、摩擦熱が発生してしまう訳です。

なお、デスクトップパソコンとノートパソコンの場合、サイズが小さなノートパソコンの方が部品同士が密着することで熱を持ちやすいとされています。

冷却ファンの故障で異常熱が

上述のように、パソコン内でデータのやり取りがあれば、電子の摩擦による熱が発生します。つまり、どのようなパソコンでも、使用していればある程度の熱は発生してしまうものなのです。そして、パソコンパーツの多くは、熱に弱いという特性を持っていることから、一定以上の熱を持たないようにするため、冷却ファンと呼ばれる熱を冷ます部品も取り付けられています。冷却ファンは、パソコンの各パーツが故障するほどの熱がこもらないように取り付けられている部品ですので、これが故障してしまうと、うまく熱を逃がせなくなり、異常熱を持ってしまうことになるのです。

パソコン使用中に、使用者が肌で感じるほどの熱をパソコンが持っている場合、この冷却ファンが故障して機能していない可能性が高いです。

気温が高い場所でパソコンを利用

意外に見落とされがちなポイントが、夏場などにエアコンをつけていない室内でパソコンを利用するという行為です。上述したように、パソコンはデータのやり取りなどにより電子の摩擦で熱を帯びてしまいます。当然、室温が低い状況で使用するよりも、高い状態でパソコンを使用する方が、熱を冷ますことができなくなる分、高温状態を保ちやすくなるのです。

一般的に、パソコン内部の温度は、室温+7~8℃程度と言われており、上述したパソコンの適正温度から考えると、室温が30度程度で使用すると適正温度の限界に近くなってしまいます。そして、真夏にエアコンもつけていないという状況であれば、室温が40℃近くにまで上がってしまうことも考えられますので、パソコンにとっては非常に危険な状況と言えます。

パソコンの熱対策について

パソコンが熱を持ってしまう原因についてはある程度分かっていただけたと思います。上述したように、電子の摩擦により熱を帯びてしまう機器ですので、「熱を持つ」こと自体は何らおかしなことではありません。しかし、ファンが故障してしまう、高温下でパソコンを使用するなどと言った状況になると、異常な熱を持ってしまうことになり、さまざまな問題が生じてしまうのです。パソコンが異常な熱を持ってしまう状態は、熱暴走などを呼ばれるのですが、このような状況になると、以下のような不具合が生じてしまうことになります。

  • ・パソコンがフリーズしてしまい、キーボードやマウスの操作がきかなくなる
  • ・動作が著しく遅くなるなどの不具合が生じる
  • ・アプリケーションが勝手に起動する
  • ・パソコンが勝手に再起動する
  • ・使用中に突然電源が落ちる
  • ・エラーメッセージが頻繁に表示される

パソコンが熱を持ちすぎてしまうと、上記のようなさまざまな不具合が生じてしまうことになります。それでは、こういった熱暴走を防ぐ為にはどうすれば良いのでしょうか?以下で、パソコンの熱対策についてもいくつかご紹介しておきます。

通風孔の掃除

これは、パソコンが異常な熱を持たないようにするための準備のようなものです。デスクトップでもノートでも、パソコン内の熱を逃がすために、通風孔が設けられているのですが、パソコンの掃除などを怠ってしまうと、通風孔部分にゴミやホコリが溜まってしまい、放出するはずの熱をうまく逃がせなくなってしまいます。そして、熱を逃がせなくなった結果、異常熱を持って熱暴走を起こしてしまう訳です。
こういったことが起こらないように、通風孔部分については、掃除機などで埃を吸い取る、エアダスターでゴミを飛ばすなど、定期的な掃除を欠かさないようにしてください。なお、デスクトップパソコンは、本体横に通風孔が設置されていることが多いのですが、通風孔を壁で塞いでしまうといった設置の仕方をしていることをよく見かけます。これでは、通風孔が意味をなさないので、きちんと熱を逃がせる位置に設置してください。

パソコンの利用場所に注意

次は、パソコンの設置場所や利用場所についてです。室内の気温などに注意していたとしても、設置場所について何も考えずに、直射日光が当たる場所に設置しているケースも意外に少なくありません。直射日光が当たる場所に設置してしまうと、日光によって熱を持ってしまうことになり、さらに稼働による熱が加わることで熱暴走を起こしてしまうリスクが高くなります。
したがって、パソコンの利用場所は、室温だけでなく、通風孔や直射日光に当たらないなどと言うポイントも守ってください。

パソコンの負荷を低減させる

パソコンで何らかの作業を行う場合、使い終わったアプリケーションなどについて、その都度閉じているでしょうか?多くの方は、不用なアプリケーションなども開いたまま、他のアプリを起動し作業を行うといった使い方をしているのではないでしょうか。ちなみに、webブラウザについても、閲覧したいページを新規タブで開き、読み終わってもそのタブを開いたままにして、いつの間にかたくさんのタブを開いた状態にしているなんて使い方をする方も多いと思います。

実は、こういった使い方については、パソコン内のCPUに大きな負担がかかり、発熱する原因となってしまいます。上述した、通風孔の掃除や設置場所に注意しているのに、パソコンが熱を持ちすぎるという方は、こういった使い方をしていないか、自分の行動を見返してみると良いでしょう。もし、不用なアプリやタブを開いた状態にしているという場合、使い終わったら閉じるという使い方に変えてみましょう。

室温を下げる

最後は、パソコンを使用する時の、室温についてです。夏場にパソコンを使用する場合、あまりに室温が高いようであれば、エアコンなどで室温を調整しましょう。上述したように、パソコン内の温度については、室温+7~8℃程度になると言われていますので、28℃程度に調整するだけでも、異常熱による熱暴走の発生を防ぐことができるはずです。
必要以上に室温を下げる必要はありませんが、快適に作業ができる環境にした方が、作業効率もパソコンの効率も良くなるはずです。

まとめ

今回は、パソコンが熱を持ってしまう理由と、異常熱によって熱暴走などを引き起こさないための対策についてご紹介してきました。この記事でご紹介したように、パソコンなどの電子機器は、電子の摩擦によって熱を帯びてしまうもので、使用中に本体が熱を持ってしまうこと自体は特におかしなことではありません。しかし、パソコンにも適正温度と言うものがあり、本来は40℃を超えるような温度にならないような機器設計になっているのです。

ちなみに、パソコンが異常な熱を持ってしまう…と言う状況は、ファンなどの冷却用の部品が故障してしまうことで引き起こされると考えてしまう方が多いです。しかし実は、パソコンの清掃を怠ってしまうことや、パソコンの設置場所が良くない、パソコンを使用する際の室温が高すぎるなど、さまざまな要因が存在しているのです。
この記事では、パソコンを使用中に、熱暴走などを引き起こさないようにするためのポイントをご紹介していますので、ぜひ頭に入れてパソコンを利用してください。

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