パソコン画面が真っ黒でフリーズした…こんな時はどういった対処を行うべき?

日常的にパソコンを利用している方の中には、パソコンの使用中に、突然画面が真っ黒になってしまい、何もできなくなった…なんて症状に悩まされてしまった経験があるのではないでしょうか?

こういった症状については、さまざまな原因が考えられ、時には非常に単純な対処を行うことで、何の問題もなくパソコンが復活するケースもあります。しかし、多くの方は「パソコン画面が真っ黒に…」なんて時には、何が原因で、どういった対処をすれば良いのか全く分からず、自分もフリーズしてしまう…なんてことになるようですね。

そこでこの記事では、パソコンで作業している時に、画面が真っ黒になってしまった時の対処法や、こういった現象が生じてしまう原因について解説していきたいと思います。

パソコン画面が真っ黒になった時の対処法について

それではまず、作業中のパソコンについて、突然画面が真っ黒になって何もできなくなってしまった…なんて場合の対処法をご紹介していきましょう。

皆さんは、パソコンの電源ランプはきちんと点灯しているのに、画面が真っ黒になってしまい、マウスやキーボードを操作しても何も変わらない…なんて状況に陥ってしまった経験はありませんか?こういった症状は、何の前兆もなく、突然パソコンに生じてしまうものですので、ほとんどの方が「パソコンの故障かな?」「何かプログラムの不具合でも起きているのかな?」と不安になってしまうのではないでしょうか?

ただ、こういった症状が出ている場合でも、パソコン本体には特に問題が生じていないケースもあるので、ここでは画面が真っ黒になって故障かなと感じた時に、確認してみてほしいいくつかのポイントをご紹介しておきます。

しばらく待ってみる

なんらかの作業中に、突然画面が真っ黒になると、パソコンに致命的な問題が生じてしまったのではないか…、ウイルスに感染したのではないかと、不安になってしまいますよね。こういった症状が出た時には、「ひとまず再起動してみる」と言った対処が正しいと考えている方が多いようで、強制終了して再起動を試みるという方がいます。しかし、強制的な再起動は、パソコンに大きな負荷がかかってしまいますので、余計な故障原因につながってしまいます。

したがって、パソコンの画面が真っ黒に…なんて症状が出た場合でも、ひとまずは、何もせずに放置してみるという対処を行ってみましょう。マウスもキーボードも触らずに、数分間放置してみると、勝手に画面が復活するケースも意外に多いのです。と言うのも、この症状については、単に重たい作業を行っていることでパソコンが処理中に固まっているだけと言う可能性があるのです。そのため、処理が追い付けば自然と元通りになるわけですね。

ケーブル周りの確認

次は、単純な人為的ミスが原因と言う場合です。例えば、何らかの作業中に足でケーブルを引っ掻けてしまい、モニターの電源ケーブルが抜けてしまう…なんてことが考えられます。他にも、パソコン本体とモニターをつなぐケーブルの接触不良などがあるかもしれませんね。

したがって、パソコンの画面が突然真っ黒になってしまった…なんて場合、電源やHDMIケーブルなどが外れていないか確認してみましょう。この辺りをしっかりと差し直すことで、通常通りの動作を取り戻せるケースも多いです。

ショートカットキーを同時押し

3つ目の対処は、Windowsをサインアウトせずに再起動するという方法です。「画面が見えないのにどうすれば…」と疑問に思うかもしれませんが、キーボードの以下のキーを同時に押すことで、パソコンをリセットすることが可能です。

「Win」+「Ctrl」+「Shift」+「B」 を同時に押す

上記は、ディスプレイドライバーの再起動という機能です。 Windows 10では、ディスプレイドライバー内で致命的なエラーが発生した場合に、Windows OSをサインアウトすることなくドライバーの再起動が可能で、上記のショートカットキーはこれを強制的に行わせるものとなります。

周辺機器を全て外して再起動

CD-ROMやDVDが入ったままになっている、外付けHDDやUSBを指しっぱなしにしているといった場合、画面が真っ黒な状態でフリーズしてしまう要因となります。

したがって、そのような状況に陥った時には、マウスとキーボード以外の周辺機器をすべて取り払った状態で再起動してみましょう。これで正常に起動した場合、周辺機器の接続が原因です。なお、この症状は、Windowsのアップデート直後などに発生しやすいと言われています。

電源ボタンの長押しで強制終了

最終手段としては、電源ボタンの長押しで強制的にシャットダウンを行うという方法になります。なお、強制終了を行う時に注意しておきたいのが、HDDなどのランプが点灯している場合、読み書きを行っている最中と言う意味ですので、この時には強制終了は行わない方が良いです。データの読み書き中に強制終了してしまうと、データが壊れてしまう恐れがあるからです。

なお、強制終了を掛けるということは、パソコンで作業中のデータは失われてしまうことを意味しています。どのようなデータでも、保存していなければ、一から作り直さなければいけないと考えておきましょう。

画面が真っ黒になってしまう原因とは?

それでは、パソコンの画面が真っ黒な状態でフリーズしてしまう…と言う症状について、これがなぜ起きてしまうのかを考えてみましょう。もちろん、同じような症状が出ている場合でも、その原因はさまざまなことが考えられます。例えば、パソコンを構成する部品が故障しているなんてこともあれば、機器に不具合があるのではなくシステム側に問題が生じているなんて場合もあります。

ここでは、いくつかのパターンに分けで、不具合の原因をご紹介していきます。

メーカーのロゴすら表示されない

一つ目は、再起動などを行った時、メーカーロゴすら表示されることなく、真っ黒な状態のまま…と言うケースです。通常、パソコンの電源を入れると、液晶画面にメーカーのロゴが表示され、その後にWindowsのロゴが表示されるという感じに推移していきます。

メーカーのロゴに関しては、「BIOS」と呼ばれる、OSの起動を始めとして、HDMIやHDD、CDなどの周辺機器、部品の制御を行うプログラムによって作動するようになっています。つまり、このロゴが表示されないということは、パソコン部品の何かが故障してしまっていて、そこまでたどり着けない状態になっていると考えられます。

この場合、保証期間内のパソコンであれば、メーカーに修理を依頼することも可能なのですが、その場合、本体交換による修理になる可能性があります。そのような対処になると、パソコンの動作は取り戻せるものの、もともと保存していたデータ関係はすべて失われてしまうことになるので注意してください。

Windowsのロゴが表示される前にフリーズ

メーカーのロゴは表示されたものの、その後、Windowsのロゴが表示される前にフリーズした…と言う場合、プログラムの不具合もしくは部品の故障が原因です。

なお、充電ケーブルや周辺機器の接続に問題が無いにも関わらず、Windowsのロゴが表示されない…と言う場合は、制御プログラム「BIOS」が正常に作動していない可能性が考えられます。または、ドライバやメモリ、マザーボードといった、本体側の部品が故障しているケースもあります。

この状態の場合、専門業者に修理を依頼するしかないと考えなければいけません。

Windowsのロゴ表示後にフリーズ

パソコンの起動時に、メーカーのロゴも、Windowsのロゴも表示されたのに、その後、正常に起動することなくフリーズしてしまう…という症状も考えられます。

このような場合、Windowsに何らかの問題が生じていると考えられますので、スタートアップ修復を試してみるとのが良いでしょう。スタートアップ修復は、Windowsが正常に作動しないときにシステムを自動修復する、パソコン本体に標準装備されているトラブル対処機能のひとつとなります。

スタートアップ修復の注意点は、場合によっては非常に長い時間がかかるということです。スタートアップ修復は、実行から完了まで、短い場合でも1時間以上かかると言われていますし、長くなると半日程度の時間がかかってしまうケースもあります。したがって、スタートアップ修復を行う時には、その日は他のパソコンを使わなければなならないと覚悟しておきましょう。

黒い画面にメッセージが表示されることも

パソコンが黒い画面でフリーズしてしまう…という症状が出る場合でも、真っ黒な画面に英語のメッセージが表示されるという症状もあります。画面に何らかのメッセージが表示されるということは、エラーの内容を伝えてくれていると予想はできると思います。

ちなみに、黒い画面に表示されるメッセージについて、以下のようなものが多いです。

  • ・NTLDR is Missing
  • ・A disk read error occurred
  • ・SMART Failure Predicted on Hard Disk

上記のようなメッセージが表示されたという場合、データを保管するための機器であるHDDの故障か、システムの不具合が生じていると考えられます。HDDに何らかの問題が生じている場合には、何度も電源のON/OFFを繰り返すことで、余計に症状が悪化してしまう場合があります。したがって、保存しているデータなどが重要なのであれば、出来るだけ早く、データ復旧業者に相談するのがオススメです。

※黒い画面でもマウスが生きている場合

Windowsを起動した直後に、真っ黒の画面で止まっているケースでも、マウスカーソルや青い輪っかだけが表示されているという状況も珍しくありません。なお、このような状況の場合、システム不具合かハードウェア障害の可能性が高いです。

まずは、USBメモリや外付けHDD、CDやDVDにプリンターといった周辺機器を全て取り外し、再起動を試してみると良いでしょう。この対処を行うことで、正常に動作するようになることも多いのですが、再起動を行っても改善しない場合は、セーフモードでの起動を試してみたり、ウイルス感染を疑う必要があります。

なお、セーフモードでの起動も不可能な場合は、専門業者に修理を依頼するのがオススメです。

まとめ

今回は、パソコンの不具合として、多くの方が経験したことがあると思われる、画面が真っ黒になってフリーズしてしまう…という状況がなぜ起こるのかについて解説してきました。

パソコンの不具合については、どのような症状だとしても、複数の原因が考えられるのが難しい点です。実際に、同じような症状に見える場合でも、その原因は全く異なる…なんてことも珍しくありません。

皆さんに注意しておいてほしいのは、パソコンがフリーズしてしまった時には、すぐに強制終了を掛けてしまう方が多いのですが、中にはしばらく待っているだけで症状が改善され、普通にパソコンが使用できるようになることもあります。パソコンの強制終了は、思っている以上にパソコンそのものの負担になりますので、実は強制終了をかけることでとどめを刺してしまう…なんてことになる場合もあるのです。
もちろん、パソコンに関する詳しい知識が無い人であれば、画面が真っ黒になってしまい、操作を受け付けなくなると、何をすれば良いのか分からず、困ってしまうことでしょう。そのような時には、我々のような専門業者にいち早く連絡するのがオススメですよ。パソコンに保存しているデータは、ちょっとしたことで破損してしまい、失ってしまうことも考えられますので、データの重要度が高ければ、何もせずにご相談していただく方が安全です。