通電はしてるのにパソコンの電源が入らない…原因の特定と対処について

今や仕事にも日常生活にも欠かせないアイテムとなっているのがパソコンです。毎日のようにパソコンを使用している方が多いと思うのですが、使用中のトラブルが意外に多い機器であるという特徴もあります。そして、パソコンのトラブルで非常に多いと言われているのが「電源が入らない…」というものです。

もちろん、こういった電源関係のトラブルに関しても、全てがパソコンの故障とは言えないのが難しいところです。そこで、こういったトラブルに見舞われた時に、どういった対処をするのが良いのかは誰もがおさえておきたいものでしょう。
そこでこの記事では、「パソコンの電源が入らない…」なんて状況に遭遇した場合、その原因の特定方法や対処法についてご紹介します。

パソコンの電源が入らない時の原因特定方法

パソコンは、さまざまな部品によって構成されているため、「電源が入らない…」なんてトラブルでも、その原因はさまざまです。そして、パソコンにどのような問題が起きているのか?によって必要な対処法が変わってしまいますので、自分である程度原因の特定ができるようにしておくのがオススメです。

ここでは、自分で確認することができる主な原因についてご紹介しておきます。

①マザーボードのLEDが点いているか

PC内部のパーツに電力を供給する電源ユニットは、電源が入っていない状態でも、コンセントが接続されていれば給電される仕組みになっています。給電があると、マザーボード上の緑色のLEDが点灯しているはずですので、これが点灯していない場合、不具合が生じていると考えられます。

  • LEDが点灯する⇒電源ユニット、マザーボード以外の原因と考えられる
  • LEDが点灯しない⇒電源ユニット、マザーボードの不良と考えられる

LEDが点灯していない場合は、電源ユニットの交換をしてみましょう。それでも症状の改善が無い場合には、マザーボードに問題が生じている可能性が高いです。なお、この方法は、PCケースを開けて確認しなければいけませんので、機械に慣れていない方は、専門業者に依頼したほうが良いかもしれません。

②画面にメーカーロゴの表示があるか

PCの電源を入れた後、画面にメーカーのロゴが表示されるのが普通です。したがって、これが表示されるかどうかで原因を判断しましょう。

  • ロゴが表示される前にPCが停止⇒PC内部の部品故障が考えられる
  • ロゴ表示の後に停止⇒Windowsのトラブルと考えられる

メーカーロゴ表示の直後は、PC部品しか動作しませんので、ロゴも表示されない…ということは、部品に何らかの問題が生じていると考えられます。ロゴの表示後は、Windowsが起動することになるのですが、これが起動せずに止まっているのであれば、Windowsの起動に問題があると判断ができます。
前者の場合は、部品交換が必要になりますので、専門業者に修理を依頼するのが早いです。後者の場合は、Windowsのトラブル修復ソフトなどを利用しましょう。

③電源ボタンが複数ある場合

デスクトップパソコンの中には、本体以外にリモコンやキーボードに電源ボタンが付属されているものがあります。このような機種を利用している場合、他の電源ボタンで起動するか確認してみましょう。他の電源ボタンであれば正常に動作するという場合は、そこに原因があります。

④ホコリが溜まっている

PC内部にホコリが溜まってしまうと、静電気が発生しますので、正常に起動できなくなることがあります。また、PCの冷却機能が低下してしまい、マザーボードが高温になることもあります。この場合、高温による故障を防ぐため、自動的に起動を止めてしまうような機能があるのです。

パソコン内部を確認してみて、ホコリが溜まっていないか確認しましょう。また、パソコンの排気口部分が壁に接しているなどと言った理由で、熱が逃げなくなり高温になる…なんて可能性もありますので、設置場所を変えてみるなどの対策も有効です。パソコンにとって、ゴミやホコリは不具合の原因となってしまいますので、小まめに掃除してホコリを溜めないようにしましょう。

自分で可能な対処法について

パソコンが正常に起動しない場合は、上記のような方法で原因を調べてみましょう。なお、ホコリが溜まっている…高温になりやすそうな環境になっている…という場合、それらの原因を除去しただけで正常に動作するようになる可能性があります。

その他の原因の場合は、何らかの対処が必要になりますので、モニターやキーボード、マウス、USB機器など、不用な接続部品を全て外してから以下の対処をしてみてください。

電源ケーブルの確認

意外に多い凡ミスとして「電源ケーブルが外れている…」というものがあります。したがって、まず最初に、コンセントから電源ケーブルが抜けていないか確認しましょう。ノートパソコンの場合は、ACアダプタから外れている…なんてことが多いので、ここも確認してください。テーブルタップのたこ足配線や、タップ側の電源を落としている場合もありますので、ここもチェックしましょう。
また、きちんと接続されている場合でも、接続部分の破損や汚れなどが原因で起動しない…なんてこともありますので、電源ケーブルの状態を確認しましょう。破損している場合は、新しいものに交換してください。

放電処理をしてみる

長時間PCを利用していると、内部に不要な電気が溜まってしまい、それが原因で動作が不安定になる…電源が入らない…なんて症状が出る場合があります。これが原因の場合は、溜まった電気を放電することで改善する可能性があります。
放電方法に関しては、PCの機種によって異なりますので、取扱説明書などで確認して見ましょう。

どうしても症状が改善しない場合

ここまでの方法を試してみても、どうしても症状が改善しない、そもそも原因がわからない…などと言った場合には、専門業者に相談するしかありません。ただし、パソコン内部に保存しているデータの重要度によって、相談する業者を変えなければならないということを覚えておきましょう。
パソコンなどの電子機器は、「メーカサポートに相談すれば良い!」と考えている方が多いのですが、この場合、パソコン内部のデータは全てなくなってしまうことになります。データだけは残しておきたい…という場合もあると思いますので、業者ごとの特徴はきちんと理解しておきましょう。

パソコンの修理業者に相談する

メーカーの保証期間内であれば、メーカーの修理サービスに相談する方が多いです。これ以外にも、パソコン修理を専門とした業者も多く存在しており、修理すること自体はそこまで難しくありません。

しかし、こういった業者は、「パソコンが正常に動作すること」を目的としているため、保存しているデータなどはなにも補償してくれません。したがって、何も考えずに修理に出した場合、パソコンは動くようになったが、保存していたデータは全てなくなってしまった…なんて可能性があるので注意しましょう。
会社で利用しているパソコンなどであれば、重要なデータも多いですし、「パソコンの動作」と「保存したデータ」どちらが重要なのかをしっかりと検討しましょう。

データ復旧業者に依頼する

最近よく聞くようになったと思うのですが『データ復旧業者』もパソコンのトラブル時には非常に心強い味方となってくれます。

修理業者との違いは、『保存したデータの復旧』が目的の業者となるということです。つまり、こちらに相談した場合、あくまでも保存されているデータのサルベージが目的となり、データを取り出した後のパソコンの動作は何も保証しないのが普通です。場合によっては、パソコンを分解してしまうなんてこともありますので、新しいパソコンを購入しなければならないでしょう。
保存しているデータがどうしても必要…なんて場合には、パソコン自体を諦めてデータ復旧業者に相談すると良いでしょう。最近では、パソコンを生かしたままデータを復旧できることも増えていますので、まずは無料診断などを依頼すると良いと思いますよ。

まとめ

今回は、パソコントラブルの中でも、特に多い「電源が入らない…」というトラブルについてご紹介してきました。パソコンは、非常に多くの部品が使われているため、同じ症状でも原因が全く異なる場合が多いです。したがって、何らかのトラブルが生じてしまった時には、まず原因の特定をすることが最も重要になります。

こういった電源トラブルは非常に多いので、この記事でご紹介した内容は頭に入れておくと良いでしょう。

サポート 馬渕

パソコン修理、データ復旧を10年以上させていただいております。
3000件以上の訪問実績があり、様々な法人様のオフィス環境改善に努めてまいりました。お困りごとがありましたらお気軽にご相談ください!

このページの先頭へ