パソコンの処分方法について!燃えないゴミに出すのは違法行為ですよ!

パソコンの買い替えなどを検討した場合には、もともと使用していたパソコンの処分方法についても検討しなければならない時代になっています。廃棄するパソコンは、古くなってまともに動作しないものですから、燃えないゴミとして捨てれば良いと考えている方も多いことでしょう。実際に、集合住宅のゴミ集積場になどには、古いデスクトップパソコンが回収されることもなく、長いこと放置されている…なんてケースもよく見かけますよね。

実は、さまざまな物がリサイクルされるようになっている現在では、パソコンも法令に則って適切に処分する必要がある製品の一つになっており、粗大ごみなどとしてそのまま捨てればいいや…なんて考えでは捨てることすらできないものなのです。さらにパソコンに関しては、中に重要なデータが保存されていますし、「データを抜かれるのが怖い…」と考えて捨てたくてもなかなか処分できない…と困ってしまっている方も多いようですね。

そこでこの記事では、適切に不要なパソコンを処分するためには、どういった方法があるのかについて解説していきたいと思います。

パソコンの処分は注意しなければいけない!

皆さんも『資源有効利用促進法(リサイクル法として有名)』という名称ぐらいは聞いたことがあるかもしれませんね。実は、パソコンもリサイクル法の対象となる物品で、いらなくなったからと、ゴミ袋に入れてそのまま捨ててしまう…なんて行為は違法行為になってしまうのです。さらに、パソコンの場合もっと恐ろしいのが、第三者がパソコンを拾って復旧してしまえば、中に保存していたデータ(個人情報など)が流出してしまう恐れがあるのです。

要は、パソコンというものは、一度手に入れれば、捨てることすら注意しなければならないアイテムだと覚えておきましょう。ここでは、そんなこと無視して捨ててしまった場合に考えられるリスクを簡単にご紹介しておきます。

法令違反になってしまうかも…

上述したように、パソコンは、テレビや冷蔵庫などの家電製品と同じく「資源有効利用促進法」により回収が義務付けられています。そのため、その他の廃棄物と一緒に粗大ごみや燃えないゴミとして捨てることができないわけです。ちなみに、この法律では、デスクトップやノートパソコン、一体型パソコンは当然として、ディスプレイのみという場合も対象とされています。

なお、自治体回収サービスはきちんと用意されていますので、「パソコンは捨てることはできない…」というわけではありませんよ。自治体ごとに改修方法が異なりますので、廃棄方法は住んでいる自治体のホームページなどで確認してみましょう。

個人情報の流出が…

パソコンを廃棄する時に、特に注意しておきたいのは、処分する前に適切な方法でデータを消去しておくということです。何に使用していたパソコンなのかによって、保存されているデータは異なりますが、法人様が使用していたパソコンとなると、大量の個人情報などが保存されている場合もあり、これらを消去せずにパソコンを廃棄してしまい、個人情報が第三者に悪用されてしまう…なんてことになれば大問題ですよね。
実際に、過去には「医療機関が健康保険組合などに医療費を請求するために作成した診療報酬明細書の画像データが残されていた」という事例もあったそうです。

参考:総務省「https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/enduser/case/11.html」より

パソコンはどうやって処分すれば良い?

ここまでの説明で分かるように、パソコンはただ「捨てる」ということだけでも、それなりのハードルがあるのです。それでは、適切にパソコンを処分するためには、どうすれば良いのでしょうか?ここでは、代表的なパソコンの処分方法をご紹介していきます。

メーカーに回収してもらう

法律に基づいて、パソコンメーカーは自社が製造したパソコンの回収サービスを実施しています。現在販売されているパソコンであれば「PCリサイクルマーク」のシールが貼られていると思うのですが、これがあるパソコンであれば、購入時にリサイクル料の支払いが済んでいますので、無料で回収してもらうことができます。
ただし、このシールがないパソコンになると、有償での回収となってしまい、別途費用が発生します。なお、メーカーによる回収であれば、申請することによって、パソコン内のデータ消去もメーカー側が行ってくれるサービスがあります。なお、データ消去に関しては、1台1台申請しなければいけませんし、複数のパソコンをまとめて処分する場合には、それなりの手間がかかります。

パソコンリユース企業を利用する

世の中には、パソコンを無料で回収してくれるリユース企業が存在します。こういった企業は、引き取ったパソコンを再販したり、部品取りしたりする事が目的ですので、パソコンメーカーなども問いませんし、自作PCなども問題なく回収してくれます。
リユース企業の中には、「データの消去も無料!」などと謳っている場合もあるのですが、本当に確実に消去してくれるのかは分からない…という点が難しいところです。先ほど紹介した総務省のサイトでは、「個人情報を抜くために」中古パソコンの回収や買取まで行うような企業があると紹介されています。したがって、データは自分で消去しておいた方が良いかもですね。

中古買取店に買い取ってもらう

発売から3年以内で、正常に動作するパソコンであれば、中古買取店に出すという方法もあります。この方法であれば、予想外に高値で売れるなんてことも考えられます。中古買取店の中には。データの消去まで対応しているお店が多いのですが、不安なら事前に自分で消去しておきましょう。

最近では、フリマアプリやオークションなど、個人間で直接売買ができるような時代になっています。このタイプの方法が、最も高く売却できると考えられるのですが、この場合、データの消去は完全に自己責任になってしまいます。

家電量販店

パソコンの買い替えを家電量販店で行うという場合、古いパソコンを下取りとして引き取ってくれるお店があります。そもそも、パソコンを購入する代金が、他の方法よりも割高になってしまう場合が多いですし、あまりオススメ出来る方法でもないのですが、パソコンの処分自体はできると思います。

ただし、データの消去に関しては、お店によって対処法が変わってきますので、その辺りは事前に確認しておいた方が良いですよ。また、かなり古くて動作もしない…なんてパソコンであれば、下取りを拒否されてしまう可能性もあります。

自治体の回収ボックスに出す

自治体ごとに場所が異なるのですが、家電製品などを回収するためのボックスを用意していますので、それに出すという方法があります。自治体の回収ボックスの場合、パソコンだけでなく、プリンターや小型家電なども出せますので、意外に便利です。

自治体回収に関しては、「パソコンの回収」は原則無料だと思うのですが、自治体によって処分費用がかかってしまう場合があるかもしれません。また回収方法などに関しても違いがありますので、詳しくは自治体のホームページなどを確認してください。データの消去に関しては、自分自身で適切に削除することが推奨されており、データ削除サービス自体がないと思います。

パソコンを処分する前のデータ削除方法について

それでは最後に、上述のどれかの方法でパソコンの処分を行うといった場合、実際に処分に出す前に行っておきたいデータの消去方法をいくつかご紹介しておきます。上述したように、中には引き取ったパソコンから「個人情報を抜き出す」なんてことを目的にしている悪徳回収業者などもありますので、データの消去は確実にしておきましょう。

ちなみに、データの消去に関して、パソコンに表示されているゴミ箱にファイルを移動させれば良いと考えている方がいますが、この状態で回収に出せば、すべてのデータを引き出されてしまう恐れがあります。完全にデータを消去するのであれば、以下のいずれかの方法でデータの消去を行ってください。

  • ソフトウェアを使用してデータを消去
    データ復旧ソフトがあるように、データを消去するソフトも存在します。基本的に、データ消去用ソフトは、無意味なデータを大量に上書きしていって、元のデータが読み込めなくなる…と言った方法になっています。この方法は、データ消去後もHDDを使用できるということから、知人にPCを譲る、中古として売るなんて場合に有効です。ただし、専用のソフトを利用すれば、データが読み取られてしまう恐れがあります。
  • 物理的に破壊する
    昔、某国会議員がドリルでHDDを破壊した…なんて話がありましたね。要は、物理的にHDDを壊してしまえば、データは確実に読み取れなくなるので、「データの消去」だけを考えると最も安心です。ただし、HDDの外側からハンマーなどで叩くなどと言った方法では、内部の記憶部分まで完全に破壊する事が難しく、実はデータが読み込める状態だった…なんてパターンも考えられます。パソコンショップなどの中には、HDD破壊機があるようなお店があるの、そういった場所に持ち込んで破壊してもらうのも良いかもですね。
  • 強い磁気でHDDを破壊
    HDD内部に強い磁力を当てることで、データを破壊し、読み取れなくすることが可能です。ただし、専用の機材が必要ですので、専門業者に依頼しなければいけません。磁石を近くに置けば良いなんて単純な方法ではないですよ。

まとめ

今回は、不用になったパソコンの処分方法についてご紹介してきました。この記事でご紹介したように、不用になったパソコンに関しては、自分にとって『ゴミ』だとは言え、燃えないゴミなどに出すといった行為をしてしまうと、法令違反となってしまいます。パソコンは、リサイクル法の対象となる製品ですので、適切な処分方法を守らなければならないのです。

さらに忘れていけないのは、パソコン内に保存されているデータは、人によっては宝の山になってしまう…という点です。会社で使用しているパソコンであれば、多くの個人情報が保存されている場合も多いですし、それをそのままにして回収に出してしまうと、あなたの間違いが多くの方の不幸につながってします大事件になってしまうかもしれません。
なお、パソコンのリユース企業や中古買取業者の中にも、「パソコンの中の個人情報」を目的としているような会社がありますので、処分を依頼する会社は慎重に選ぶようにしてください。少しでも不安があるようであれば、自分でデータを確実に消去してから回収に出すのがオススメです!

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    ハードディスク自体には障害がなく、他のハードウェアに問題がある場合のデータ復旧

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    ハードディスク自体には障害がなく、他のハードウェアに問題がある場合のデータ復旧

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