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ノートパソコンの電源がつかない!?よくあるノートパソコンの故障原因とは?

今回は、ノートパソコンの電源が入らなくなった…など、突然故障してしまう原因はどういった事なのかについてご紹介していきます。

フリーランスやテレワークが浸透してきた現在では、外出する際にノートパソコンを持ち歩いているという方も多くなっています。タブレットなども普及してきていますが、仕事での使い勝手を考えると、まだまだノートパソコンの方が便利と考える方も多く、街中にあるカフェなどでパソコンを開いて何かをしている人を見かけることは非常に多いと思います。

こういったノートパソコンは、小型化・軽量化がどんどん進んでいるため、専用の鞄を用意することもなく、リュックサックなどに入れて持ち運んでいるという方も非常に多く見かけます。しかし、ノートパソコンというものは、非常に精密に作られた機械ですので、ちょっとした取り扱いの不手際で意外と簡単に不具合をおこしてしまうのです。
皆さんの中にも、外出先でノートパソコンを使おうと思った時、電源がつかなくて困ってしまった…なんて経験がある人も多いのではないでしょうか?そこでこの記事では、ノートパソコンを持ち歩く際、絶対に注意しておきたい故障原因をご紹介していきます。

ノートパソコンの故障原因① 衝撃

ノートパソコンが故障してしまう原因として非常に多いのが、持ち運びの際に強い衝撃を与えてしまう…というパターンです。例えば、誤って高いところから落としてしまう…、鞄ごとどこかに強くぶつけてしまう…といった事で使いたい時に使えなくなっていた…なんてことがあります。

こういった『強い衝撃』によるノートパソコンの故障は、パソコンに内蔵されているハードディスクが故障してしまうというのが原因です。ハードディスクは、特に衝撃に弱い部品ですので、落とす…ぶつける…などの衝撃で、ハードディスクが故障してしまいデータが飛んでしまうという可能性があるのです。

ノートパソコンを持ち歩くときには以下のような点に注意しましょう。

落下させないように注意する

一般的なノートパソコンは、「高いところから落下しても良い」という想定では作られていません。したがって、電車の中で使用する、不安定・小さなテーブルで使用するなどといった場合、特に落下に注意しましょう。混雑した電車などであれば、他人がパソコンに接触してしまうことで落下してしまう…などというリスクがありますので、そういった空間ではノートパソコンの利用は控えるのがオススメです。
なお、ノートパソコンに何らかの付属品を接続したまま落下させると、接続端子なども同時に故障する可能性があります。

ぶつかる衝撃に注意

最近のパソコンは、小型化・軽量化が進んでいるため、手提げかばんの中に直接ノートパソコンを入れて持ち運ぶなんて様子をよく見かけます。しかし、体から離れた位置にある鞄は、何かの拍子でぶつけてしまうことも珍しくなく、接触の衝撃で故障してしまう…ということも多いのです。混雑した電車などで通勤しているという方であれば、接触による衝撃を吸収できるような専用のパソコンケースに入れてから鞄に保管するようにしましょう。

雑な扱いに注意

意外に見落とされがちな故障原因がこれです。例えば、パソコンを閉じるときに、勢いよくパタンッと閉めてしまう、ノートパソコンを入れた鞄を雑に扱ってしまう…などといった事で、衝撃が加わってしまい、ハードディスクが飛んでしまう…なんてことがあるのです。ノートパソコンは、小さな衝撃が積み重なることで故障することも多いので、丁寧に扱うようにしましょう。

ノートパソコンの故障原因② 水濡れ・水没

ノートパソコンなどが水に弱い…ということは誰もが理解していると思います。しかし、外出先のカフェなどで利用することで、この理由で故障させてしまう…というケースも少なく無いのです。以下のような点に気を付けておきましょう。

水濡れの多くは不注意

ノートパソコンの水濡れのほとんどは、誤って飲み物をこぼしてしまう…などという不注意が原因です。このパターンでは、きちんと水気を拭き取ったとしても、しばらく時間がたってから故障してしまう…というケースがありますので、注意しましょう。ノートパソコンを使う場合、紙コップなどのすぐに倒れてしまうようなコップではなく、しっかりと安定するマグカップなどを使うのがオススメです。
なお、多くの方が見落としてしまっている故障原因で「ノートパソコンは湿気に弱い」と言うものがあります。常に湿度が高い環境で使い続けている場合、通常よりも故障してしまうリスクが高くなりますので、なるべく乾燥した環境がオススメです。

雨による水没に注意

水没は、ノートパソコンを水の中に落としてしまう…という状況ですので、普通はあまり考えられることではありません。しかし、防水性のあるカバーなどを利用せず、直接鞄に入れて持ち歩いている場合、雨に濡れてしまい水没と同じ状況になってしまう…ということが考えられるのです。特に最近では、ゲリラ豪雨などと呼ばれる非常に強い雨が降ることがあり、この場合は普通に水没と何ら変わらない状況と考えられます。水没が故障原因のノートパソコンは、買い替えが必要になる可能性がありますので注意しましょう。

ノートパソコンの故障原因③ 圧迫

ノートパソコンの故障原因ではあまり聞かないかもしれませんが、意外と『圧迫』が原因となって故障してしまっていた…というケースは少なくありません。
例えば、パソコンを持ち運ぶ際に、無理して鞄に詰め込むことでノートパソコンが圧迫されてしまったり、満員電車で鞄ごと押しつぶされてしまう…なんて状況は、ノートパソコンにかなりの負荷がかかってしまうのです。ちなみに、圧迫によるノートパソコンの故障はディスプレイに不具合が出る…という現象が多いです。例えば、液晶画面に黒いシミのような物ができる…電源はついているのに液晶画面に何も表示されない…などといった症状です。
こういった場合、パソコン内のデータは問題ないと思いますが、ディスプレイの修理で多額の費用がかかってしまいます。

ノートパソコンの故障原因④ 寿命

最後は、寿命です。どのような製品でも一度購入すれば一生使えるようなことはなく、それはノートパソコンも同じです。一般的に、ノートパソコンの寿命は5年程度と言われており、5年前後使い続けているとハードディスクやバッテリー、ファンなどが寿命を迎えて故障してしまいます。
もちろん、丁寧に使っていれば通常よりも長く使用することはできるのですが、突然故障してデータが取り出せなくなってしまう…なんて危険がありますので、5年程度を目安に買い替えを検討するのがオススメです。

まとめ

今回は、社会人の方であれば非常に利用頻度の高いノートパソコンの故障原因についてご紹介してきました。ノートパソコンを仕事に使用しているという場合、重要なデータなどを保存していることでしょうし、突然電源が入らなくなった…なんて場合にはとても困ってしまうことでしょう。

しかし、この記事でご紹介したように、ノートパソコンが故障してしまう理由というのは、そのほとんどが利用者の不注意や雑に扱うことなのです。買ったばかりの新しいノートパソコンだとしても、落下させたり、ぶつけたり、水がかかってしまえば、意外と簡単に故障してしまうのがノートパソコンです。
決して安い機器ではありませんので、突然の故障を引き起こさないよう、丁寧に扱うのがオススメですよ!

突然のRAID崩壊…なぜRAID崩壊が起こるのか、その原因を知っておきましょう!

RAIDが広く普及してきた近年では、突然のRAID崩壊で困ってしまった…なんて経験がある人も多いのではないでしょうか。突然のRAID崩壊では、バックアップデータが無事なのか…と、とても不安になってしまうことでしょう。 しかし、そもそもこういったRAID崩壊というものは、何が原因となって発生するものなのでしょうか?もちろん、原因はさまざまなものがあるのですが、何が危険なのか全く知識を持っていなければ、普段から何に注意しておけば良いのかさっぱり分からないと思います。そこで今回は、RAID崩壊が起こってしまうさまざまな原因や、正しく対処するためにおさえておきたいいくつかの知識についてご紹介していきたいと思います。

RAID崩壊で考えられることについて

そもそもRAIDと言うものは、複数台のHDDを1台のHDDとみなして運用することができる技術のことを指しています。そして、一般的にHDDの寿命というものは、4~5年程度と言われていますので、そもそもが消耗品と考えておかなければならないものなのです。要は、RAIDは「いつか必ず壊れる物」という認識を持っておくことがとても大切だということです。 RAIDが消耗品と言う認識ができた場合、日常使いの中でどういった点に注意しなければならないのかもイメージできるようになるのではないでしょうか。例えば、ホコリやたばこの煙など、微細な粒子でもHDDを傷つけてしまうことがありますし、これらが原因で異常熱が発生し故障が引き起こされる…なんて可能性も否定できません。 実際に、猛暑日などはRAID機器の故障リスクが高いと言われており、年々夏の暑さが深刻化している日本では、RAIDの障害リスクが高くなっていると言えるのです。 以下に、いくつかのRAID構成において、RAID崩壊で考えられる事例をご紹介しておきます。

RAID0で考えられること

まずはスクレイピングなどと呼ばれるRAID0についてです。RAID崩壊の原因は、HDD故障が最も多いため、まずは物理的な故障が発生していないか確認してみましょう。何らかの問題が発生している場合。LEDアラートなどが表示されますので、まずはこれをチェックしましょう。

RAID1で考えられること

RAID1は、LinkStationやLANDISKなどを利用して、小規模や中規模稼働が非常に多いのが現状です。この場合は、滅多なことが無い限り、データまで失うことはないだろうと考える方が多いのですが、以下のような場合は「そもそもデータを取り出すことができなくなる…」と言うことがあるので注意しましょう。
  • ☑ RAID1を制御するシステムの異常
  • ☑ 躯体側に不測のエラーが…
  • ☑ 経年劣化による故障
このような場合、データの取り出しすらできない危険な障害が生じやすいので注意しましょう。

RAID5で考えられること

RAID5は、保存しているはずのフォルダやファイル、HDDへのアクセスができない…なんて場合は、RAID崩壊が起こっていると判断しましょう。RAID崩壊している場合、ドライブランプの点灯や点滅、サーバー機器のディスプレイなどで、状態を知らせる機能などがあるはずですので、まずはそこをチェックしてみましょう。

RAID崩壊を引き起こす原因とは?

それでは次に、RAID崩壊を引き起こしてしまう危険があるいくつかの原因についてご紹介しておきましょう。中には、「こんなものが危険なの?」と言うものもありますので、しっかり知識として持っておくのがオススメです。

ホコリ

まずはホコリです。ホコリが躯体内に入ると、発熱で基盤が焼き付いてしまう…など物理的な障害を引き起こしてしまう危険があります。「たかがホコリ。そこら中にあるでしょ!」など、簡単に考えてしまう人が多いのですが、精密機械にとってホコリは大敵ですのであまり軽く考えない方が良いです。その証拠に、堅牢なサーバールームなどは、「しっかりと防塵対策をしている!」と言うことを謳っていることも多いのです。

熱(熱暴走)

RAID崩壊を防ぐためには、熱対策も非常に重要です。パソコンなどでも、冷却ファンが故障すると本体にまで影響することは皆さんもご存知でしょう。これと同じく、しっかりと冷却装置が働くことが大切なのです。非常に単純ですが、冷却ファン周りの掃除を小まめにしてあげるということは、とても効果があります。

人的ミス

意外に見逃せないのが、人の手によるうっかりミスでRAID崩壊を招いてしまう…というパターンです。例えば、管理画面から誤ってRAIDレベルを異なるものに変更してしまった…HDDを誤って初期化してしまった…などと言ったケースは珍しくありません。 このような人為的ミスによるRAID崩壊は非常に多いので注意しましょう。データの復旧が可能かどうかは、症状によって異なりますので、まずは調査からスタートします。

RAID崩壊時にやってはいけないこと

最後は、RAID障害時にやってはいけないことについてご紹介しておきます。まだ慣れていない担当者の方などが故障対応を行う場合、その行為によって事態をより悪化させてしまう…と言うことも珍しくありません。以下のような対応は行わず、少しでも不安がある場合には専門業者に相談するようにしましょう。

リビルド

メーカーの取り扱い説明書などには、RAIDに何らかの障害が発生した時の対処としてリビルドを行うようにと記載されている場合があります。しかし、どのような症状があるのかも確認せずに行ってしまった場合、逆に症状を悪化させてしまう…というケースがあるのです。例えば、リビルドの途中で、それまで障害が起きていなかった別のHDDに障害が併発してしまう…というケースがあり、このようにリビルドが失敗に終わってしまうと、HDD構成が崩れてしまい、データがバラバラになってデータ復旧が困難になる…と言うこともあるのです。 RAIDの復旧は、専門知識が必要な作業ですので、知識を持った人員がいない場合には、素直に専門業者に相談するのがオススメです。

HDDの入れ替え

HDDの入れ替えは、比較的簡単な作業ですので、知識がない方が手を付けてしまいがちな対処です。しかし、この行為は絶対にしてはいけません。 上述したように、RAIDは「複数のHDDを1台のHDDと認識させる技術」です。これは、あるルールで複数台のHDDを介してデータ保存をしていることになるのですが、入れ替えを行うことでそのルールを変更してしまうと、一つのHDDとして認識させることができなくなってしまうのです。

HDD単体をPCにつなぐ

これも一般の方がやってしまいがちなミスです。 要は、異常が起きたHDDを取り外し、外付けHDDのようにPCにつないでみるという行為になります。しかし、RAID構成で成り立っていたHDDを単体としてPCにつないでも、中身の確認はできません。それどころか、誤ってHDDのフォーマットをしてしまう…なんてミスを誘発することが考えられますので、非常に危険な行為なのです。 これも絶対にやってはいけないことと認識しておきましょう。

まとめ

今回は、突然発生してしまうRAID崩壊について、何が原因となってRAID崩壊が起こってしまうのかについて簡単にご紹介してきました。近年では、企業だけでなく一般家庭でも広く使われるようになってきたRAIDですが、詳しい知識を持ったうえで使用しているという方が少ないため、何らかの障害が発生した時にはパニックになってしまう…なんて方が多いです。 特に注意してほしいのは、知識がないにもかかわらず、ネット検索で出てきた対処法を何も考えずに行ってしまう…というケースで、そのよう対応をしてしまうと、余計に症状を悪化させてしまう結果になることが多いのです。 この記事でご紹介したように、そもそもRAIDは消耗品であるため、いつかは故障するという認識を持ち、障害が出てしまった時に相談できる業者を予め見つけておくのがオススメです。

RAIDの故障に関する基礎知識について

今回は、広く普及してきたわりに、一般の方が詳細をイマイチつかむことができないRAIDの故障に関する基礎知識をご紹介します。RAIDは複数のHDDを1台のHDDとして認識させることができる技術で、データの安全性向上や処理速度の向上が期待できるものです。近年では、企業だけでなく、一般家庭でも使用する方が増加しているそうです。このRAIDに関して、 「うまくデータが読み込めない…」 「機器から異音が聞こえる…」 「RAIDが上手く認識しない…」 このような症状が出てしまった場合には、非常に困ってしまうことになりますよね。どのような技術だとしても、絶対に故障はしない…なんてものはありませんし、RAIDはデータの安全性を向上させると言われますが、このような状況に陥ると、データ復旧作業に取り組まなければいけないのです。 当然、RAIDが故障してしまう原因はさまざまな要因があり、何が原因で故障が発生したかによって適切な対処法も変わってしまうのです。そこでこの記事では、RAID使用者ならおさえておきたい「RAIDの故障に関する基礎知識」をご紹介します。

RAIDの故障に関するまとめ

RAIDの構築を検討している場合には、導入前からRAIDの故障原因や故障の検知方法について正しく理解しておくことがオススメです。冒頭でご紹介したように、RAIDの故障にはさまざまな要因が存在しますので、万一の際にスムーズにデータ復旧をするためには、基本的な情報をおさえておかなければいけません。

RAIDの不具合は大きく3つに分けられる

まずは、RAIが不具合をおこす原因についてです。どのような機器でも「普通に使っていただけなのに、突然故障してしまった…」なんてことになることがあります。RAIDがこういった不具合を発生させてしまうのは、主に「寿命」、「論理障害」、「物理障害」という3つの要因があるのです。以下にそれぞれの原因についてもう少し詳しくご紹介しておきます。
  • 寿命 RAIDに限らず、どのような設備にも寿命が存在します。長年RAIDを利用していると、内部のHDDが経年劣化してしまい、読み込みが悪くなってしまうことがあるのです。要はこの状況が寿命です。RAIDにおける寿命は、内部のデータの破損やHDD本体の損傷には関係なく起こるものです。ちなみに、寿命を迎えてしまった場合、復旧ソフトなどを利用して自分でデータ復旧することは非常に困難です。したがって、この場合は、専門のデータ復旧業者に相談するのが最もオススメです。
  • 論理障害 あまり聞き馴染みが無い言葉かもしれませんが、RAIDの不具合には『論理障害』と呼ばれる原因があります。これは、HDD内部に保存されているデータに不具合が発生することを指しています。この不具合に関しては、あくまでもデータの障害となりますので、RAID本体は正常に稼働します。しかし、内部データに障害が発生していますので、データ復旧が必要です。
  • 物理障害 最後は『物理障害』です。これは、RAID内部のHDDが物理的に損傷してしまい、データの読み込みが正常に行えない…などの状態を指します。物理障害のような、RAID内部のHDD損傷があった場合には、自力でのデータ復旧はほぼ不可能です。ネットなどで検索すると、物理障害があった時の復旧方法なども紹介されていますが、専門知識がない人が情報を鵜呑みにして真似をしてしまうと、状況を悪化させる恐れがあります。したがって、物理障害が疑われる場合には、自分では何もせずに専門のデータ復旧業者に相談するようにしましょう。

RAIDの故障を検知するには?

RAIDの故障が致命的な状況にまで発展しないようにするには、不具合のサインに素早く気付いて対処することです。ここでは、RAIDの不具合に素早く気付くためのコツをご紹介していきたいと思います。
  • 小さな変化に注意する こういった機器が故障した時には『突然…!』と思ってしまうものですが、実はどのような機器でも不調の初期症状のような物は出ています。具体的な例をあげると、起動スピードが明らかに遅い…、機械から聞こえてくる音が変わった…などです。こういった症状は、RAID故障の初期症状の可能性がありますので、重要なデータはバックアップを取っておくなど、実際に故障してから困らなくても良いような対処をしておきましょう。
  • 定期的なBIOSチェック RAIDは、パソコンに接続する以上、何らかの不具合がRAIDに生じていれば、パソコン側のBIOSに何らかのエラー表示が出ている場合が多いです。したがって、こういったエラー表示を見逃さないためにも、毎週月曜日にBIOSを確認するなどとルールを決め、定期的にチェックする体制を作っておきましょう。
  • イベントログをチェック 接続したRAIDとのやり取りにエラーがある場合、パソコンのイベントログにきちんと記録されます。したがって、定期的にイベントログを確認しておけば、「明らかにエラーが増えた…」など、RAIDからの故障サインに素早く気付くことができるようになります。

HDDの故障率について

RAIDは非常に便利な技術なのですが、HDDなどの機械を使用して構成しているものですので、一定期間使い続けるとどうしても内部パーツに不具合が生じてしまうものなのです。実際に、RAIDに関わらず、さまざまなOA機器に搭載されているHDDに関しては、「寿命が1万~2万時間」といわれていますので、1年半~3年程度使えば何らかの不具合が発生すると想定されるものなのです。 また、海外の論文では、100台のHDDがあれば、18か月後には約5台のHDDに不具合が生じ、36か月後には10台のHDDが不具合をおこすと紹介されています。このことからも、RAIDは長年にわたって使い続けていれば、どんどん故障率が高まってしまうということです。つまり、RAIDを運用するのであれば、「故障が起きてから対処すれば良い!」と考えれば良いのではなく、「故障は必ず起こるものだ!」と想定し定期的にバックアップを取っていくという体制を作るのが大切だと覚えておきましょう。 HDDの故障率を考えると、RAIDの故障は決して珍しい事ではありませんので、故障は起こるものとして事前に何かあった時の対処法や相談先を調べておくの大切です。

まとめ

今回は、RAID故障の基礎知識についてまとめてきました。RAIDは、データの安全性を高めるや処理速度の向上を目指せるなどのメリットがあるのですが、それはあくまでも正常に稼働できている場合に限ります。そして、HDDを使って構成しているという特性上、どうしても故障リスクは存在するのです。 RAIDが故障してしまった時には、非常に困ってしまうことになりますので、何より大切なのは迅速な対処ができるような体制を作っておくということです。この記事でもご紹介した通り、「RAIDは何時か故障する物」と想定し、バックアップを定期的にとる、相談先を決めておく、故障の初期症状が出ていないかチェックするなどの対策を取りましょう。