「データ復旧を依頼するのは恥ずかしい…」この問題、お客様は不安に感じなくても構いませんよ!

今回は、個人のお客様からデータ復旧の相談を頂く際、多くのお客様が不安に感じているポイントについて解説しておきます。

近年では、自宅にインターネット回線を引くのは当たり前で、個人用のパソコンを所有しているという方の割合がかなり高くなっています。特に、2020年以降で考えると、新型コロナウイルス問題により、多くの企業がテレワークを導入したことから、コロナ禍を契機に自宅にパソコンを設置したという方が多くなっていると思います。

こういった状況もあり、ここ数年、企業の業務用パソコンではなく、一般家庭で個人的に使用しているパソコンのデータ復旧の依頼が急増しています。データ復旧が必要になる機会と言うのは、業務で使用するパソコンであっても、個人用のパソコンであっても発生するものですし、自宅でパソコンを使用する方が増えたことで、データ復旧の必要性が高くなったのでしょうね。しかし、個人のお客様からのデータ復旧では、企業からの依頼とはまったく異なる心配をされている方が多いです。それが、データ復旧はしてもらいたいのだけど「パソコンの中身を見られるのが恥ずかしい…」と言う問題です。

個人的に利用しているパソコンの場合、友人やパートナーとの思い出の写真などが保存されているケースが多いですし、データ復旧作業中に、そういったプライベート情報を確認されるのがどうしても恥ずかしくて、「データ復旧を依頼するか迷ってしまう…」と言う方が非常に多いのです。こういったご意見については、データ復旧を生業としている我々も理解していますので、正直そこまで不安に感じる必要はないと伝えています。

と言うのも、我々のようなデータ復旧業者は、復旧可能なデータについては、そのファイル名や保存されているフォルダ名で確認していきますので、復旧できたかどうかを確認するため、お客様に無断でデータを開くといった対処を行うことはありません。この記事では、個人のお客様がデータ復旧を安心して依頼できるよう、不安を解消するための情報をご紹介しておきます。

データ復旧を依頼する前にある不安について

データ復旧をしてほしいデバイスについて、業務に使用しているパソコンではなく、自宅でプライベート用に使用しているパソコンの場合、さまざまな個人情報が保存されていることから、「データ復旧作業中に見られるのが恥ずかしい…」と考えて、思い出の詰まったデータを諦めてしまうという方も多いのではないでしょうか?

はっきり言っておきますが、我々のようなデータ復旧業者は、お客様のデバイスからデータを取り出す際、一つ一つのデータを開いて「復旧できているのか?」を確認しているわけではありませんよ。正直な話、パソコン内に保存している、すべてのファイルやフォルダなどを一つ一つ確認していくなんてことを行っていれば、いつになってもお客様の手元にデータをお返しするようなことはできません。ここでは、皆さんの不安を解消するため、一般的なデータ復旧方法のポイントをご紹介しておきます。

データを見ないのにどうやって復旧するの?

ここまでの説明を見ても、「データ復旧は、画像なりエクセルデータなりを開かないといけないのでは?」と疑問に感じてしまう方が多いと思います。しかし、データ復旧に関しては、「どのようなデータを復旧できるのか?」をお客様にお伝えすることを含めても、データを開く必要性などは特にないのです。

例えば、復旧可能なデータに関しては「ピクチャと言うフォルダの中に、多くの写真ファイルがあります。ファイル名はおそらく日付となっています。」や「ドキュメント内に、○○○という名前が付けられたワードファイルがあります。他にもエクセルのファイルがたくさんありますが、すべてファイル名をお伝えしましょうか?」と言った感じで、復旧できるデータの種類とファイル名などは開かなくても分かるわけです。

このような情報をお客様に事前に伝えて「復旧作業を行うかどうか?」を決定してもらう形になります。どうでしょうか、データの中身は確認されないので、特に恥ずかしい思いなどしませんよね。

復旧してもらったデータが開けるかどうかがわからないのでは?

次に気になるのが、データ復旧業者から復旧可能と言われたデータについて、「中身を確認しないのであれば、返してもらってもちゃんと開かないのではないか?」という点を不安に感じる方もいます。

この点に関しては、確かに若干の不安があると言えます。しかし、パソコンなどに保存されているファイルに関しては、データ容量などから、きちんと開く状態で取り出せたのかを確認することが可能です。例えば、お客様の記憶では『1MB』程度のデータ量だったはずなのに、ファイル名は表示されるけど容量が『0kB』と表示されるなんて場合、データが壊れている可能性が高いです。そうではなく、きちんと1MBのデータとして取り出せているのであれば、問題なくそのファイルは開くはずなのです。

なお、受け取る前に「本当にファイルが開けるのか?」をある程度確認したいというお客様の場合、ファイル名を指定してもらって、そのファイルを開いてみるという作業を行うことが可能です。もちろん、大量のデータを復旧することになると、全てのファイルを開いて確認することなどは不可能ですが、「○○○と言うファイルを開いてみてほしい」など、確認するファイルを指定していただければ対応可能です。

このように、データ復旧作業と言うのは、データの中身を確認しなくても、復旧可能かどうか、復旧したいデータなのか、復旧が成功したのかを確認することができます。つまり、「中身を見られるのが恥ずかしい…」と言う理由で、データ復旧を諦める必要などはないのです。
データ復旧作業を行う時には、可能な限りお客様の要望に沿った形で作業を行いますので、何らかの要望があればお気軽にお問い合わせください。

データ復旧の注意点!

個人の方が自宅で使用しているパソコンなどのデータ復旧では、我々のようなデータ復旧業者の手元に届くまでに、症状が致命的なところまで悪化してしまっているケースも多いので注意してください。

と言うのも、個人用のパソコンなどであれば、友人やパートナーとの写真データなど、他人に見られると少し恥ずかしいと感じるデータも多いです。そのため、「何とか外注せずに自分で復旧できないものか?」と考え、データ復旧の知識など何もない方がフリーソフトを使って復旧を試みてしまっているケースが非常に多いのです。

皆さんに覚えておいてほしいのは、HDDなどの記憶媒体に関しては、電源のON/OFFを行うだけで機器の負担になります。さらに、データが壊れてしまった上から上書きが起こってしまうと、もともとあったデータの痕跡なども見えなくなってしまうので、データ復旧の確率がどんどん下がってしまうのです。
要は、パソコンなどに不具合が起きて、大切なデータにアクセスできなくなってしまった時には、素人の方が何らかの作業を行うたびに状態が悪くなっていくと考えなければいけません。そして、何度も電源のON/OFFを繰り返す、復旧ソフトを試してみるといった行為をした後にデータ復旧業者に持ち込むといった理由で、データ復旧確率を下げてしまったり、作業費が高額になると考えてください。

データ復旧は、何らかの問題が生じた時、何もせずに専門業者に相談する方が、作業費が安価に収まり、データ復旧確率が高くなると考えておきましょう。

まとめ

今回は、個人の方からデータ復旧のご相談を依頼されるときに、多くの方が不安に思ってしまう「データを見られるのが恥ずかしい…」と言う問題について解説してきました。

この記事でご紹介したように、データ復旧を依頼したいと考えても「第三者に見られたくないデータがあるし…」と恥ずかしさを感じてしまい、なかなかデータ復旧の依頼に踏み切れないという方は多いようです。はっきり言っておきますが、我々のようなデータ復旧業者は、お客様からデータ復旧のご依頼を受けた場合、パソコン愛のデータ全てを一つ一つ開いて確認するようなことはありません。つまり、データ復旧を依頼することに関して、恥ずかしさを感じる必要などは全くないわけです。

それどころか、恥ずかしさを感じて自分で何とかしようとあれこれ作業を行ってしまうと、データ復旧確率を下げてしまうだけですので、大切なデータであればすぐに専門業者に相談するのがオススメです。